毎年夏になると、プールや水鉄砲など、同じような水遊びになってしまいがちですよね。
「何か新しいことがしたいけど、いいアイデアが浮かばない…」と感じている保育士さんも多いのではないでしょうか?
そんなときに役立つのが、ちょっとした工夫や遊びの広げ方です。特別な準備がなくても、子どもたちが夢中になる水遊びはたくさんあります。
今回は、5歳児クラスにおすすめの“マンネリ解消”水遊びアイデアを5つご紹介します!
どれもすぐに試せる内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
「週案・日案の作成に時間がかかり、文章が思いつかない」、「活動のネタや広げ方が分からずワンパターンになってしまう」と悩んでいる保育士さんへ
下記のホームページで販売している活動案(指導案)に活動や発展の仕方を詳しく書いています。
・そのまま週案や日案にコピペできる文例が多数掲載
・活動・遊びの発展の方法や広げ方のアイディアを大量掲載
ぜひご覧ください。
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5歳児の水遊びが楽しくなるアイデア5選

①自分で作る!「的あてウォーターシューティングゲーム
子どもたちがチームになって、「的」と「水で当てる装置(道具)」の両方を自分たちで考えて作る遊びです。
ペットボトルや牛乳パック、ストローなど廃材を使って、“どうすればうまく水が当たるか”を試行錯誤しながら道具を作ります。
その後、グループごとに的あて大会を開催!ルールづくりや得点のつけ方なども、子どもたちと一緒に考えていきます。
ポイント
- 自分たちで作ることで、「どうすれば上手く当たるか?」と試行錯誤する力が育つ
- 水の動きや重さ、勢いなど、感覚的な“理科的思考”にもつながる
- グループで協力してルールを決めることで、5歳児に必要な“話し合い力”や“社会性”が育つ
さらに発展
- 大会の名前やルール、的のデザインも子どもたちが考える
- 的に当たったら「色が変わる」や「倒れる」「音が鳴る」など反応がある仕組みを考えると、より盛り上がる
②色水×氷で“冷たい実験ラボ”を開こう!
色水と氷を使って、涼しくて楽しい“実験あそび”を行います。
赤・青・黄などの色水を用意し、氷にスポイトで垂らして色の変化や広がりを観察。さらに、色を混ぜて“新しい色”を作ったり、日陰・日向で氷の溶け方を比べたりと、遊びながら自然現象に触れられます。
子どもたちは白衣や名札をつけて「博士」になりきって、自分たちで“研究テーマ”を考えるという設定で行うと、さらに夢中になります!
ポイント
- 「色の混ざり方」「氷の溶け方」「温度の違い」など、科学的な気づきがいっぱい
- 実験を進める中で、「どうして?」「もっとこうしたい!」と思考の深まりが生まれる
- 博士ごっこ要素を加えることで、遊びがストーリー性を持って広がる
さらに発展
- 「どうすれば氷が長持ちする?」「色がよく混ざるのはどんな条件?」など、予想→実験→ふりかえりの流れを取り入れる
- 実験記録シートを用意して、結果を絵で記録する
③水流迷路をつくろう!〜チームで挑戦・水の道づくり〜
廃材(牛乳パック、ペットボトル、ホース、紙皿など)を使って、水が流れる“迷路”や“コース”をチームで作る遊びです。
「水をスタートからゴールまでどう流すか?」を考えながら、傾きやつなぎ方、素材の相性などを試行錯誤。完成したら実際に水を流して、成功したり、失敗したりしながら改善していきます。
1人では難しい構造も、みんなで相談・協力しながら取り組むことで、遊びながら“共同で作る力”が育ちます!
ポイント
- 重力・角度・素材の性質など、自然科学的な学びに触れられる
- どうすれば水が上手く流れるか?を考えることで論理的思考力・問題解決力が育つ
- グループ活動の中でコミュニケーションや役割分担も経験できる
さらに発展
- ゴール地点に“水車”や“風船”、“色水受け”などを仕掛けて、リアクションを楽しめるようにする
- 制限時間内で完成を目指す“水流チャレンジ”形式にしてみる
④氷屋さんごっこ!〜冷たい素材でお店屋さん体験〜
色付きの氷をたくさん作って、「氷屋さん」になりきるごっこ遊びを展開します。
アイスクリームカップやスプーン、トレーを使って、本物のアイスやかき氷のように見立てながら、お客さんと店員になってやりとり。
遊びの中で、どう並べるときれい?どう盛り付けるとおいしそう?どんな味にする?など、子どもたちが自分で考えて工夫しながら表現していきます。
ポイント
- “冷たい”という感覚や素材の変化を楽しみながら、ごっこ遊び×感覚遊びが同時にできる
- 創作活動や色・形の認識にもつながり、表現と論理のバランスがとれた活動
さらに発展
- 氷にラメや小さな飾り(紙吹雪など)を入れて、宝石アイスや限定商品に
- 他クラスのお客さんを招いて、本格的なお店イベントにしてもOK
⑤水で描こう!巨大ウォーターアート体験
大きな布やクラフト紙、段ボールなどに刷毛やスポンジ、手、足などを使って水で絵を描く活動です。
水だけでなく、色水を使えば色の広がりやにじみも楽しめて、暑い夏でも涼しく大胆に“表現あそび”が楽しめます。
屋外に大きく広げて、全身を使って描く体験は、5歳児にとって開放感バツグン!遊びながら自然と創造力も育まれます。
ポイント
- 手・足・道具を使った全身表現で、感覚的な刺激がたっぷり
- 自由な発想で描くことで、自己表現力・イメージ力が引き出される
- 水で描くから失敗しても大丈夫!「挑戦してみる」気持ちが自然に育つ
さらに発展
- 「お題アート(海・花火・かき氷など)」をテーマにして、作品づくりへ
- グループで1枚の大きな作品を仕上げる「共同製作」にしてもOK
夏の遊び・活動を広げたい方へ

「もっと手軽に夏の遊びを発展させたい」「週案や日案にすぐ使えるアイデアが欲しい」という保育士さんや幼稚園の先生にぴったりのコンテンツがあります!
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5歳児 夏の遊び・活動案
このダウンロードコンテンツは、夏の遊び・活動をテーマにした活動案を20個収録。子どもたちと何度も楽しめるアイデアが満載です!
- 特徴その1:具体的な活動内容が項目別に記載(書類にコピペできる文例多数!)
- 活動案ごとに
・ねらい
・子どもの姿
・保育者の援助
・環境構成
などが詳細に書かれているので、日案・週案にそのまま使えます。
- 活動案ごとに
- 特徴その2:何度も繰り返し楽しめる発展アイデア(遊びのマンネリ化防止!)
- 子どもの興味や成長に合わせて活動を展開できるヒントが多数記載。1つの遊びのテーマを何日も続けて楽しめます!
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- ダウンロード形式なので、購入後すぐに活用できます。準備の時間を短縮しながら、保育の質を高められる便利なツールです。
こんな方におすすめ!
- 夏の遊びをもっと発展させたいけれど、アイデアが思いつかない…
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・ごっこ遊びから発展させた活動
・構成遊びから発展させた活動
・室内で行うルールのある集団遊び
・身体を動かす室内活動
・遊びの発展実例30選
・製作100選
など多数あります。
まとめ
水遊びは、夏ならではの楽しい活動ですが、つい毎年同じような内容になってしまいがち。
でも、ちょっとしたアイデアや工夫を加えるだけで、子どもたちはもっと夢中に、保育士さんもワクワクできる活動になります。
大がかりな準備がなくても、子どもたちの発見や工夫を引き出すことは十分にできます。
今年の夏が、いつもよりちょっと特別な水遊びの時間になりますように。
BASEで
・活動案(週案・日案・活動のヒントに)
・遊びの発展の実例集
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発表会の台本や遊びの発展の仕方などは、個別相談もついているものもあります。
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