夏は暑さのせいで外遊びができず、水遊びか室内遊びに偏りがち。
気づけば毎年、同じような活動を繰り返している…なんてこともありますよね。
特に5歳児クラスは、遊びの幅も広がる時期。
せっかくなら、もっといろんな遊びを楽しませてあげたいし、自分自身も楽しみたいものです。
でも実は、この「夏の遊びがマンネリになる問題」、多くの保育士さんが感じている悩みなんです。
この記事では、そんな悩みを少しでも軽くできるように、室内でもできる5歳児向けの夏の遊びアイデアや、考え方の工夫をご紹介します!
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5歳児が楽しめる!室内遊び・活動の“つくり方”のコツ

1、子どもの「今」の興味から出発する
5歳児は興味の幅がぐんと広がり、「なぜ?」「どうして?」と探究心が育ちます。
なので、その時の子どもの会話やブームをヒントに遊びを組み立てると、自然と盛り上がります。
例:虫の話題が出ている → 虫の図鑑を見ながら虫作り → 虫取りごっこへ発展
2、“自由さ”と“工夫できる余白”を残す
5歳児は、決められたことをやるだけでは物足りない時期です。
活動の中に、「選べる」「考えられる」「アレンジできる」部分を残しておくと、より主体的に楽しめます。
例:ルールを自分たちで決めるゲームを提案してみる など
3、友達との関わりが生まれる仕掛けを入れる
この時期は友達と一緒にやることの楽しさをどんどん感じます。
そのため、1人で完結する遊びよりも、「協力」「対戦」「交代」などがおすすめです。
例:2人1組で作る迷路あそび/チーム対抗のゲーム/ごっこ遊び など
4、完成形を決めすぎない
「こうしなきゃ」「こう作らなきゃ」ではなく、子ども自身が自由に表現できる余白がある方が、楽しさも発見も増えます。
失敗してもOK、思った通りじゃなくても面白い!という空気があると、遊びの幅がグッと広がります。
室内あそびを“発展させる”ためのコツ

1、「子どものひと言」を拾って広げる
活動中の子どもたちのつぶやきに、発展のヒントがたくさん隠れています。
「こんなお店があったらいいな〜」「もっと大きいの作りたい」など、子どもの声を起点に次の展開を考えてみましょう。
例:「アイス屋さんごっこ」で「ケーキも作りたい」と言い出した→次は“スイーツパーティ”に発展!
2、「あえて途中で終わらせる」仕掛けを入れる
あえて一回で完成させず、「続きは明日ね!」と余白を残しておくと、子どもたちは次の日を楽しみにして登園してくれます。
また、継続的な活動になることで、遊びの世界観がどんどん深まっていきます。
例:段ボールで“お店づくり” → 少しずつ商品や内装を増やす → 看板やお金を作る流れへ
3、「役割」や「係」をつくって関わりを広げる
特に5歳児は、役割を持つことで遊びへの責任感が育ちます。
保育士が少しだけ設定することで、遊びが子ども同士で動き出すきっかけにもなります。
例:ごっこ遊びで「レジ係」「商品係」「呼び込み係」などを決める → 自分たちで交代制を考える子も出てくる!
4、遊びに“問題”を入れてみる
ちょっとしたトラブルや課題を与えると、子どもたちは考えたり工夫したりする機会が増えます。
もちろんやりすぎ注意ですが、保育士が“ひとひねり”加えることで、遊びの奥行きがグッと深くなります。
例:「このお店、商品が1つもない…どうする?」→「じゃあ作らなきゃ!」と創造活動へ
5歳児がワクワクする夏の室内遊びアイデア

①宝の地図あそび
保育室を“冒険の舞台”に変えて、子どもたちと「宝の地図」作りに挑戦!
最初は保育士が地図を作り、探検ごっこ → 後半は子どもたちが地図を作って他のグループに挑戦してもらう、という流れも。
発展:宝箱、ヒントカード、暗号などでワクワクを演出!
②旅行会社ごっこ〜行き先・旅プランを自分たちで考える〜
「どこに旅行に行く?」「何を持っていく?」「どこに泊まる?」をグループで考えるごっこ遊び。
旅行パンフレットを作ったり、パッキング遊びをしたり!
発展:旅先でのアクティビティごっこ(キャンプ・お祭り・探検など)に広げていける!
③こども発明マーケット
箱や紙、素材を集めて、「こんなのあったらいいな」という発明品を作る遊び。
「雨の日でも濡れない帽子」「空飛ぶイス」「勝手に動く掃除機」など、アイデアは無限!
最後は“マーケット形式”にして、お互いに紹介・体験し合う。
発展:園に展示して“発明展”にすると達成感◎
④かがく実験ラボごっこ
ちょっとした科学的な現象を“実験風”にアレンジ。
例:色水を混ぜて色が変わる/重曹+お酢で泡が出る/ペットボトルで雲をつくる etc.
白衣(ポリ袋など)を着て、試験管(紙コップなど)を並べれば、もう立派な「実験ごっこ」!
発展:実験カードや研究ノートを作って、探究していく。
⑤ミッションカードあそび
「部屋の中で5つのミッションをクリアせよ」という遊び。
例:青いものを3つ集める/友達とハイタッチ/うさぎジャンプで壁まで移動する、など
子どもたちはカードを引きながら、わくわくドキドキな“ミッション”に挑戦していきます!
発展:子どもたち自身がミッションを考えると、遊びが広がっていきます。
夏の遊び・活動を広げたい方へ

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まとめ
夏の保育はどうしても室内中心になり、「毎年同じような活動になってしまう…」と悩む方も多いですよね。
でも、少しだけ発想を変えることで、子どもが夢中になる“新しい遊び”を生み出すことができます。
この記事やPDFが、日々の保育にちょっとしたヒントを与えられたら嬉しいです。
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