夏は、雨や暑さで外あそびができない日が多くなりますよね。
でも4歳児は、体を動かしたい・友達と関わりたい気持ちがどんどん育つ時期。
室内あそびだけでは発散しきれず、「またこの遊びか…」「飽きてきたなあ」という声も出てきがちです。
毎年がんばって工夫しているつもりでも、ネタが尽きてきたり、同じ流れになってしまうこともありますよね。
この記事では、4歳児が楽しめる夏の室内あそびと、遊びを広げていくポイントをわかりやすく紹介していきます!
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4歳児が楽しめるあそび・活動の作り方のコツ

1、「やってみたい!」と思える入り口をつくる
4歳児は、大人からの「これやってごらん」よりも、“なにそれ、おもしろそう!”と思える雰囲気のほうが食いつきます。
例えば、活動を始める前に少しだけお話をしたり、道具をチラ見せしたりすると、自然と「やってみたい!」という気持ちが高まります。
2、決まりすぎない、自由にできるあそびにする
この時期の子どもたちは、自由にやってみる中で学んでいく力が伸びる時期。
「こうしなきゃ」よりも、「どうやってみる?」と問いかけられるような活動にしましょう。
失敗しても大丈夫。思った通りにできなくても「楽しかった!」と思えれば、それが一番の育ちになります。
3、友達と関われる“しかけ”を入れる
4歳児は「ひとりで集中する」から「友達と協力する」あそびへ移行する大切な時期。
だから、一緒にやる・交代でやる・役割を決めるといった関わりのある活動がぴったりです。
ちょっとしたルールを加えるだけで、自然とやりとりが生まれてきます。
4歳児のあそびを“もっとおもしろく”広げていくコツ

1、子どもの「つぶやき」や「ひらめき」を拾う
遊びの中での子どもたちのひとこと――「これをくっつけたらどうなるかな?」「もっと大きくしたい!」
そんな声が、あそびを次のステップへ進めるヒントです。
例:「かき氷ごっこ」で「ケーキも作りたい!」→ スイーツパーティに発展!
2、道具・素材・場所を少し変えてみる
同じ活動でも、“新しさ”を感じられるようにアレンジすることで、子どもたちはまた夢中になります。
例:風船遊び→大きい風船 or うちわを使った風あそびにチェンジ
3、役割や立場を入れ替える
4歳児は「自分がやる番!」「先生になりたい!」という気持ちも育つ時期。
役割交代を取り入れることで、遊びの見方が変わり、関わりも深まります。
例:「お店やさんごっこ」で、店員役とお客さん役を交代/「クイズの出題者」になってもらう
4、「記録する」ことで、次の日につながる
作品や遊びの様子を写真に撮っておいたり、壁に貼ったりするだけでも、「またやりたい!」「もっとこうしよう!」という気持ちを引き出せます。
例:「みんなのあわ実験記録」「スライムレシピメモ」「宝の地図コレクション」など
4歳児におすすめ!夏の室内遊びアイディア

①なりきりレース
「カニになって歩く!」「おばけみたいにふわふわ〜」など、いろんな動物やキャラクターになりきってゴールを目指すレース。
みんな違ってOK!見ている子も楽しく、笑いがあふれる時間になります。
ポイント:お題は子どもたちにも考えてもらうと、想像が広がります♪
②ゆかに落ちたらアウトゲーム
保育室の床に「島」になるマットや新聞紙を配置し、そこだけを渡って進むゲーム。
「床はマグマ!」「ワニがいるよ!」などの設定にするだけで、ぐっと盛り上がります。
発展:島の数を減らす/島を動かす係をつくる/助け合うルールを加える
③キャンプごっこ
室内にシートを広げてキャンプ場をつくり、テント(布や椅子)・たき火(画用紙・LEDライト)・バーベキューごっこを楽しみます。
発展:「夜のキャンプ」「虫とり探検」「星を見よう」など連日展開しやすい。
④海の大冒険サーキット
マット・椅子・机・ひも・カラービニールテープなどを使って、保育室に“海の大冒険サーキット”をつくる遊び。
・サメをジャンプ!→ クッションや青いマットを“サメがいる海”に見立ててジャンプして渡る
・フラフープのうずしおゾーン→ フラフープの中をジャンプしながら通過。
発展:海の中でどんな冒険ができるか、子どもと一緒に考えるのもおすすめ!
⑤ひんやり宝さがしゲーム
洗面器やタライに入れた水や寒天ゼリーの中に、ビーズやボタンなどの“お宝”を沈めておく遊び。
子どもたちは指先でひんやり感を味わいながら、お宝を探していきます。
発展アイデア:目隠しをして「なにが出てきたか」当てっこする“感触クイズ”にしてもOK!
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まとめ
雨や暑さで外に出られない日が続くと、「また同じあそびになっちゃう…」と感じること、ありますよね。
でも、ほんの少しだけ視点を変えたり、子どもの言葉を拾ってみたりすることで、あそびはぐっと広がります。
今回ご紹介したアイデアやコツが、日々の保育をちょっとだけ楽に、ちょっとだけ楽しくするヒントになればうれしいです。
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