「明日の製作、何にしよう…?」
パソコンやスマホで検索しても、なかなかピンとくるものが見つからない。
子どもたちが楽しめるものって、意外と選ぶのが難しいですよね。
特に3歳児・4歳児・5歳児は、年齢ごとにできることも違うし、「これでいいのかな?」と迷うことも多いはず。私も現場で、何度もネタに悩んできました。
そこで今回は、実際に子どもたちが楽しんでくれた製作を中心に、3歳〜5歳向けのアイデアをご紹介します!
「今日はこれにしよう!」とパッと選べる、そんなヒントになればうれしいです。
私が幼児クラス(3歳児、4歳児、5歳児クラス)で行った製作の中で、特に子ども達が楽しんで、作っていた製作100選をまとめました。
「週案・日案の作成に時間がかかり、文章が思いつかない」、「活動のネタや広げ方が分からずワンパターンになってしまう」と悩んでいる保育士さんへ
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ネタ切れって、実は「選べない」が原因かも?

製作ネタがない…と思っていても、よく考えると情報はあふれているんですよね。
でも、現場では「どれを選ぶか」で悩むことがとても多いんです。
ここでは、保育士さんがよく感じる“製作ネタの悩み”を、いくつかのパターンに分けてご紹介します。
①「年齢に合ってるのか分からない」問題
年齢や発達で、それぞれできることが違うからこそ、製作も同じようにはいきません。
「この工程は3歳には難しいかも…」「5歳には簡単すぎて物足りないかも…」と、どこを調整すればいいか悩んでしまうこと、ありますよね。
②「準備が大変そう…」と感じてしまう問題
かわいくて面白そうな製作も、材料が多かったり下準備が複雑だったりすると、「やりたいけど、今日は時間がない…」と断念してしまうことも。
現場では“今すぐできる”“手軽に準備できる”が大切だったりします。
③「子どもが楽しめるか不安」問題
実際にやってみたけど、あんまり盛り上がらなかった…という経験、ありませんか?
「ちゃんと集中してくれるかな?」「途中で飽きちゃわないかな?」と、子どもの反応が気になるのも保育士さんあるあるです。
④「毎回似たようなネタになってしまう」問題
ふと振り返ると、ハサミとノリばかりの定番パターンに偏っていたり、いつも折り紙+画用紙…など、似たような流れになりがち。
バリエーションを増やしたいけど、どう広げていいか分からない…という悩みもありますよね。
ネタ切れしないために大事なのは「引き出し」と「仕組み」

製作ネタに悩まないためには、すごいアイデアをひねり出す必要はありません。
大事なのは、「あ、これならいけそう!」と思えるアイデアの引き出しを持っておくこと。
そして、どんなときでもその引き出しをすぐに開けられる“仕組み”を作っておくことです。
①「材料」から考える逆引き方式
「牛乳パックがいっぱいある」など、材料が決まっているときは“逆引き”が便利。
紙皿、牛乳パック、折り紙、ペットボトルキャップなど、よく使う素材別にアイデアをストックしておくと、パッと決められます。
②「子どもの反応がよかったもの」をメモしておく
実際にやってみて子どもたちが楽しんでいた製作は、まさに“宝”。
・盛り上がっていた
・集中していた
・終わったあとも作品を大事にしていた
など、「良かった瞬間」をちょっとメモしておくだけで、次回の活動にも活かせます。
③「選ぶ手間」を減らすしくみを作る
日々の忙しさの中で、「探す時間」「決める時間」を毎回かけるのはとても大変。
だからこそ、自分の中に“お気に入りネタ帳”のような形で、「すぐに取り出せるアイデア」をまとめておくことがポイントです。
それがノートでも、スマホでも、OK。
とにかく“考える”より“選ぶだけ”の状態にしておくことで、ぐんと楽になります。
自分で作るのは大変という方は下記がおすすめ!
私が幼児クラス(3歳児、4歳児、5歳児クラス)で行った製作の中で、特に子ども達が楽しんで、作っていた製作100選をまとめました。
PDFでまとまっているので、スマホ、パソコンでいつでも見ることができます。
【製作の発展法】同じネタでも、こうやってアレンジできる!

「これ、去年もやったなあ…」「同じようなものばっかりになっちゃう…」
そんなときに役立つのが、“同じネタを少しだけ変える”という考え方です。
ちょっとした工夫や視点の変化で、ひとつのアイデアが何倍にも広がることも!
年齢に合わせて難易度を変える
たとえば「紙皿のお面づくり」。
- 3歳児なら → 色を塗って顔を描くだけ
- 4歳児なら → 毛糸や折り紙を貼って立体的に
- 5歳児なら → はさみやホチキスで立体に組み立ててみる
同じテーマでも、成長に合わせた“挑戦”の幅を持たせることで、活動がもっと面白くなります。
素材や道具を変えてみる
いつも使っている材料を、あえて変えてみるだけでも新鮮!
- クレヨンを絵の具に
- 折り紙をちぎり絵に
- 普通の紙をアルミホイルや布に
→ 「これ、いつものとちがーう!」と、子どもたちも目をキラキラさせてくれます。
活動の“目的”を変えてみる
同じ製作でも、「飾るため」ではなく「ごっこ遊びに使う」「持ち帰り用にする」など、どう使うかの視点を変えると、意欲や集中度がぐんと上がります。
【製作ネタの探し方】SNSだけじゃない!アイデアの見つけ方5選

「製作ネタって、みんなどこで見つけてるの?」そんな声をよく聞きます。
もちろんSNSは便利ですが、それだけじゃないんです!
ここでは、保育士さんが実際に使っているネタ探しの“王道+裏ワザ”をご紹介します・
① Instagram・Pinterest(SNS)
王道ですね!写真が多いのでイメージがわきやすく、季節感や流行もチェックできます。
ただし、“映えすぎて現場に合わない”こともあるので注意。
② 園内の掲示物・先輩の活動記録
過去に園で実践された製作は、リアルな“成功例”の宝庫。
掲示板や行事アルバムを見返すと、「これ、うちのクラスでもできそう!」なヒントがたくさん見つかります。
③ 保育雑誌や書籍
年齢別・行事別など、整理されているのが魅力。
じっくり読み込むと、アレンジのヒントまで得られることも!
④ 子どもの発言や遊びからヒントを得る
子どもたちの会話や遊びって、実はアイデアの宝庫です。
「恐竜が好き」「雨が楽しい」などの言葉から、テーマを逆算して製作を考えると、よりワクワク感がアップします!
⑤ そして…“使えるネタ帳”を持っておく
日々の活動から、「これはまた使える!」というネタをメモしておくことが最大の武器になります。
忙しい日々の中で、過去の実践や子どもたちの反応をもとにまとめた“自分だけのネタ帳”があると、準備の手間も、迷いもグッと減ります。
そんな「ネタ帳」として使えるのが、こちら!
実は私自身が、そんな思いからまとめたのが『3〜5歳児向け 製作アイデア100選』のPDFです。
次の章では、そのPDFの中身や、どんなふうに使えるのかをご紹介しますね。
【PDF紹介】子どもたちが楽しんだ製作100選を、まるっとまとめました!

これまでお伝えしてきたように、製作ネタ切れは「ゼロから探す」ことよりも、「選べない」「決められない」ことが原因になりがちです。
そんな時に役立ててほしいのが、私がこれまでに幼児クラス(3〜5歳児)で実際に取り組んだ製作活動の中から、“子どもたちが楽しんだものだけ”を厳選してまとめたPDFです。
PDFの特徴はこんな感じ!
製作の内容
・製作を楽しむことはもちろん、作った後にも楽しんでほしいと思っているので、ここで紹介している製作は、作った後にも遊べる製作です。
・ほとんどの作品を3歳児、4歳児、5歳児クラスで作ったことがあります。難しい作品は年長児が年少児に教えてあげられるような環境を作ったり、難しい箇所は保育者が行うなどしています。
資料の内容
・A4、53ページ
(全て子ども達と行った製作を紹介しています)
・完成写真、作り方、良い点や改善点など
ダウンロード形式なので、購入後すぐに活用できます!
おすすめの方
・「毎回、製作ネタに時間を取られるのがしんどい…」
・「子どもたちが本当に楽しめるものを選びたい」
・「来週の予定、もう少し楽に立てたい…」
と思っている方。
“自分の引き出し”としてこのPDFをそばに置いていただくことが、とてもおすすめです!
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
製作遊び100選以外にも
・ごっこ遊びから発展させた活動
・構成遊びから発展させた活動
・室内で行うルールのある集団遊び
・身体を動かす室内活動
・遊びの発展実例30選
など多数あります。
まとめ
製作活動は楽しい反面、ネタに悩むことも多いですよね。
でも、「どれを選んでいいか分からない」「準備が大変そう」と感じるのは、誰にでもあることです。
大切なのは、がんばって全部ひとりで考えることではなく、使いやすいアイデアを手元に用意しておくこと。
子どもたちが本当に楽しんだ製作を集めたPDFは、そんな時にきっと役立ちます。
「次はこれにしよう」と、前向きに選べるようになりますよ。
ネタ切れをなくして、もっと気楽に、もっと楽しく保育をしていきましょう!
BASEで
・活動案(週案・日案・活動のヒントに)
・遊びの発展の実例集
・製作100選
・発表会の台本
・パネルシアター
・製作・遊びキット
などを販売しています。
発表会の台本や遊びの発展の仕方などは、個別相談もついているものもあります。
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