「製作何にしよう……」
SNSや検索サイトを開いてアイディアを探すものの、「うちのクラスでは難しそう」「準備が大変すぎる」そんなふうに感じて、結局手が止まってしまうことはありませんか?
たくさんの素敵な製作アイディアがネットには溢れているけれど、「実際に子どもが楽しめるか」「現場で無理なくできるか」となると、話は別。
そんな悩みを感じている保育士さんに向けて、この記事では、幼児クラス(3歳児・4歳児・5歳児)で実際に取り組んできた製作の中から、子どもたちが夢中になって楽しんだ100の製作アイディアをご紹介します。
しかも、どれも「作って終わり」ではなく、「作ったあとに遊べる」製作ばかり!
「製作に困ったときのネタ帳」として、きっと役立てていただけるはずです。
少しでも、あなたの保育がラクになり、子どもたちと向き合う時間が増えますように。
私が幼児クラス(3歳児、4歳児、5歳児クラス)で行った製作の中で、特に子ども達が楽しんで、作っていた製作100選をまとめました。
「週案・日案の作成に時間がかかり、文章が思いつかない」、「活動のネタや広げ方が分からずワンパターンになってしまう」と悩んでいる保育士さんへ
下記のホームページで販売している活動案(指導案)に活動や発展の仕方を詳しく書いています。
・そのまま週案や日案にコピペできる文例が多数掲載
・活動・遊びの発展の方法や広げ方のアイディアを大量掲載
ぜひご覧ください。
今なら活動案を無料配布中です!詳しくは下記の記事をご覧ください。

製作アイディアに“詰まってしまう”理由

「製作、何にしよう…」
SNSを開いては「かわいい!」と思う製作を保存するものの、いざ保育の現場でやろうとすると、「ちょっと難しすぎるかも…」「材料を揃えるのが大変そう…」と感じてしまい、結局アイディアが決まらない──。
そういう経験、ありませんか?
実は、多くの保育士さんが同じような「製作迷子」の状態を抱えています。
これは、あなたが“準備不足”なのではなく、構造的に詰まりやすい理由があるからなんです。
1. 情報が多すぎて、逆に選べなくなっている
SNSやインターネット上には、たくさんの製作アイディアが投稿されています。
「春の製作」「年齢別製作」「梅雨の壁面」「廃材遊び」など、検索すれば次々とアイディアが出てきますよね。
でも・・・「どれもよさそう…でも、どれにすればいいのかわからない」「クラスに合うものが見つからない」と悩んでしまうこと、ありませんか?
選択肢が多すぎることで、迷いが深くなってしまうんです。
2. 「ちゃんとした製作をしなきゃ」という無意識のプレッシャー
他クラスの製作が飾られていたり、保護者の視線が気になったり…。
「保育の質」を意識するあまり、「見映えのするもの」「行事にぴったりなもの」「失敗しないもの」を求めてしまいがちです。
でもそれが、無意識のうちにハードルを上げてしまっていることも。
「このくらいの作品は出したいよね」と自分で自分を縛って、シンプルな製作さえ選びにくくなってしまうんです。
3. 子どもたちの実態に“しっくりくる”ものが見つからない
同じ年齢でもその年の子どもたちの個性によってクラスの雰囲気はまるで違うもの。
「このアイディア、ネットでは簡単そうに見えるけど…うちのクラスの子たちには難しいかも」「年齢的にはいけるはずだけど、集中が続かないから途中でぐだぐだになりそう」
こういった現場感覚が働くことで、アイディアを“実行可能”なものとして見られなくなり、結局選べなくなることがあります。
4. 「作って終わり」になってしまう製作へのモヤモヤ
SNSでは、完成度の高い“映える”製作がたくさんシェアされています。確かにきれいでかわいくて、保護者にもウケが良さそう。
でも、現場で実際に取り組んでみると──
「子どもが作って終わり、あとは飾るだけ」「達成感はあるけど、その後に遊びとしては展開できない」
そんなふうに感じることも多くありませんか?
保育の中で製作が占める役割は、「作る力」だけではなく、その後の遊びや学びにどう繋がるかも大切です。
そこまでカバーしている製作アイディアは、実は意外と少ないのです。
だからこそ、選びやすく・使いやすい製作が必要
製作に悩むのは、あなたが足りないからじゃない。情報が多すぎて、判断軸が持ちづらいだけなんです。
次のセクションでは、私が現場で実際に取り組んできた中から、子どもたちが「やって楽しい!」「またやりたい!」と感じた製作をご紹介します。
製作アイディア集100の内容紹介

幼児クラス(3歳児・4歳児・5歳児)で実践してきた製作の中から、「子どもたちが本当に楽しんだもの」「遊びに広がったもの」だけを厳選して、100個まとめました。
「次の製作、どうしよう…」
そんなふうに悩んだときにパッと開ける、“保育のネタ帳”のような一冊です。
特徴①:作ったあとに“遊べる製作”だけを厳選
この製作集に載せているアイディアは、どれも「作って終わり」ではありません。
製作後に遊びが自然と広がることを意識して選びました。
特徴②:3〜5歳児まで対応。年齢に合わせた工夫のヒントも!
この製作集は、3歳児から5歳児まで、幅広い年齢で活用できます。
なぜなら、実際に3〜5歳すべてのクラスで試してきたアイディアだからです。
同じ製作でも少し簡単にする方法、難易度を上げる方法なども記載しています。
特徴③:行事にとらわれず“日常使い”できる内容
この製作集には、季節感やテーマを持たせつつも、行事製作はほとんど含まれていません。
だからこそ、「毎日の保育で使える」「どの時期でも応用できる」アイディアばかりです。
「今週、少し時間が空いたな…」「今日の子どもたちの様子にぴったりな製作をしたい」
そんなときにも、自由に選んで使える一冊になっています。
特徴④:写真・作り方・よかった点・改善点まで全部セット
A4・全53ページのPDFデータには、
- 完成写真
- 材料と作り方
- 実際にやってみてよかった点
- 子どもたちの反応や改善点
など、現場のリアルな視点から書いたコメント付きで収録しています。
ダウンロード形式なので、購入後すぐに活用できます!
まとめ
保育士として働いていると、「ちゃんと考えなきゃ」「子どもたちのためにもっと良いものを」と、ついついがんばりすぎてしまうことがあります。
がんばりすぎなくても、子どもはちゃんと楽しんでくれるんです。
大切なのは、「完璧な作品」を作ることではなく、子どもたちが「おもしろい!」「できた!」「またやりたい!」と思える体験をすること。
この製作集が、「次、何しよう…」と悩んだときにそっと開ける“ネタ帳”として、あなたのクラスに楽しい時間を運んでくれることを願っています。
製作遊び100選以外にも
・ごっこ遊びから発展させた活動
・構成遊びから発展させた活動
・室内で行うルールのある集団遊び
・身体を動かす室内活動
・遊びの発展実例30選
など多数あります。
BASEで
・活動案(週案・日案・活動のヒントに)
・遊びの発展の実例集
・製作100選
・発表会の台本
・パネルシアター
・製作・遊びキット
などを販売しています。
発表会の台本や遊びの発展の仕方などは、個別相談もついているものもあります。
インスタで、日々に追われ、保育を楽しめない保育士さんが、保育を楽しめるようなワクワクのヒントをお届けしています。
- 子どもも先生もわくわく楽しめる行事の案・作り方
- パネルシアターや製作をより楽しめる方法
- 遊びの発展の仕方
インスタ→wakuwaku_hoiku