子どもが遊んでいる様子を見ていると、何が楽しいか分からないけど同じことをずっと繰り返している、夢中になっているなと感じることありませんか?
子どもは夢中になって遊びや物事に乗り組んだり、夢中になる体験をすることで、様々な力が伸び、成長していきます。
子どもが夢中になって遊んでいる時、どんな力が伸びているのか、どんなことをすると子どもが夢中になって遊ぶのか解説していきたいと思います。
夢中になって遊ぶことで伸びる力
子どもが夢中になって遊ぶことで、非認知能力が向上し、学びの基礎を身につけることができます。
非認知能力の向上
子どもが夢中になって遊ぶことで、非認知能力が伸びます。
非認知能力とは、知能検査や学力検査では測定できない能力です。
意欲、集中力、忍耐力、自制心、精神力、行動力、判断力、協調性、応用力、想像力、社交性、自尊心などなど生きていく上でとても大切な能力。
例えば、
子どもが好きなものを調べたり、試したりする遊び
↓
集中力や考える力、想像力などの学びの基礎となる力が育ちます
遊びを通して「できた!」という成功体験を重ねる
↓
自信が育まれ、自己肯定感が育ちます
どうやったら上手く行くか試行錯誤して試す
↓
好奇心や集中力、物事に取り組む力が育まれます
学びの基礎
幼児期に夢中で遊ぶ経験をたくさんするほど、就学後に学びの力が発揮できます。
夢中になって遊ぶ時に得られるのが集中力。集中力は就学後に大きく役立ちます。
また幼児期に夢中になって遊んだ経験がたくさんある子どもは、知らないことを知りたいという好奇心がとても大きいです。その好奇心が学びを深める力となります。
夢中になって遊べる環境を作る
夢中になって遊ぶには、親が環境を作ってあげることが大切です。
親の関わり、おもちゃ、環境から見ていきたいと思います。
親の関わり
1、適度な距離で見守る
子どもが集中している時は見守ります。
2、遊びに飽きたら声をかける
飽きてしまったり、興味があるものを見つけられない時は、声をかけ楽しめるものを一緒に見つけてあげましょう。
3、強制する言葉は言わない
「こうやって遊ぶんだよ」とアドバイスや指示をするのではなく、子ども自身が考えて行動できる声掛けが良いです。
この本がとてもおすすめです。ぜひ読んでみて下さい。
おもちゃ
遊び方が1つではなく、色々な遊び方ができるおもちゃがおすすめです。
またおもちゃに限らず、工作や身の回りのものでもたくさん夢中になって遊ぶことができます。
お家遊びのヒントはこちらの記事で詳しく書いているので、ご覧ください。
環境
子どもが遊び込む経験をたくさん重ねるには、大人がある程度環境を作ってあげることも大事です。
大人が色々な種をばら撒き、その中から子どもが気になった種を見つけ、子どもが育てていきます。
1から2、3にすることは子どもは得意ですが、0から1にするのは初めは難しいです。
0から1の過程を大人が手助けしてあげると、子どもの世界が大きく広がります。
ぜひこの記事も参考にしていただき、種をばら撒いてあげて下さい。
こちらの雑誌はコミュニケーション力、集中力、プログラミング思考、洞察力、協調性、筋力、発想力、創造力それぞれが育つ体験遊びができる場所が載っている雑誌です。
こちらのサイトは、アウトドアレジャー専用のサイトです。アウトドアを通して非日常体験をすることも子どもにとってとても良い経験です。
子どもが夢中になれる通信教材
遊びではありませんが、子どもワクワク夢中になって取り組むことができる通信教材を2つ紹介します。
ワンダーボックス
ワンダーボックスは、子どもたちの理解力や創造力を育むために開発されたSTEAM教材です。
ワンダーボックスを通して、非認知能力を向上することができます。
アプリとキットが組み合わさったこの教材は、学びと遊びを融合させ、子どもたちが夢中になって楽しく学べるように作られています。
\ 公式ホームページはこちら /
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
グルービーインザボックス
グルービーラボインボックスはアメリカで大人気の教材で、実験に特化したSTEAM教材です。
様々な実験を通して、ワクワク夢中で実験を楽しむことができる通信教材です。
\ 公式ホームページはこちら/
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
子どもがワクワク夢中になって遊ぶ経験で得られる力について解説してきました。
子どもの周りにたくさん種をまいてあげ、子どもが夢中になったら見守り、子どもが飽きたら声を掛けるというサイクルを繰り返し、子どもが夢中になる経験をたくさんさせてあげて下さい。
種(遊び、経験)の種類に困ったら、ぜひこちらの記事を参考にしてい下さい。