パネル布、Pペーパーにはそれぞれ数種類ずつあります。どれを選べば良いか迷ってことはありませんか?用途別の選び方を説明していきたいと思います。
またこちらの下記の記事でパネルシアターの作り方や他の材料についてと、ブラックパネルシアターの作り方も解説しているので、よかったらご覧ください。
Pペーパー
Pペーパーの種類と選び方について解説します。
Pペーパーとは
パネルシアターの絵を描く紙で、通常の紙や画用紙より厚く、毛羽立ちがある特別な紙です。
Pペーパーの種類
Pペーパーには「並口」と「厚口」の2種類があります。
並口の特徴
・安くてお手軽(厚口と同じ値段でも並口の方が枚数が多く入っている)
・初めて作る方や子ども達と一緒に作る際におすすめ
・薄い為、折れやすい(長期保存にはあまり向かない)
・重ねると下の絵が透けてしまう
厚口の特徴
・仕掛けを作る際や裏表に絵を描く場合におすすめ
・並口に比べ、折れにくく、長持ちする
・並口に比べ、少しお値段が高め。
ちなみに私は全てのパネルシアターを厚口で作っています。
またPペーパーを使わずに、画用紙を使ってパネルシアターを作る方法もあります。
画用紙に絵を描き、裏をやすりで擦ると、絵がパネルシアターのボードにくっ付きます。仕掛けは作ることはできませんが、子どもと作る際はおすすめの方法です。
Pペーパーの並口・厚口の選び方
並口がおすすめの場合
・少しでも安く作りたい
・子どもと作りたい
・仕掛けが少なく簡単なパネルシアターを作りたい
厚口がおすすめの場合
・仕掛けを作りたい
・長く保存したい
・クオリティを求めたい
パネル布
パネル布の種類と選び方について解説します。
パネル布とは
パネル布とは、毛羽立っている布で、パネルシアターの絵を貼る舞台になる布です。
ホワイトパネルシアターを行う時は、白いパネル布、ブラックパネルシアターを行う時は、黒いパネル布を使います。
また舞台に使う用途以外にも、ポケットなどの仕掛けを作り、ポケットの中に入れるものが重くて作品が落ちてしまう時などに、Pペーパーの裏にパネル布を貼ると、落ちないでくっつきます。
パネル布の種類
大きさが複数あります。
白いパネル布
60×100cm
100×100cm
100×120cm
100×130cm
100×200cm
ボードを手作りする場合は、100×120cm以上がおすすめです。
ボードを手作りする際は、自由にサイズを決めることができますが、10人以上の子ども達の前で行うことを前提として作るのであれば、100×120cm以上のボードを作ると、見やすいです。
ボードの作り方はこちらの記事に書いてあるのでご覧ください。
ボードを手作りせず、既製品をご購入される方は、ホワイトパネルシアターとブラックパネルシアターができるボードがおすすめです。
ボードを手作りせず、パネル布を仕掛けのみに使う場合は、60×100cmの一番小さいサイズでも問題ないと思います。
またボードを手作りにし、仕掛けにも使う際は、100×200cmの一番大きいサイズを購入しておくと、長く使えると思います。
またパネル布は毛羽立っている布なので、長年使っているとパネル布が毛羽たち過ぎてしまい、絵に引っかかって演じにくくなってしまいます。
その際は張り替えが必要になります。(使う頻度にもよりますが、1ヶ月に2、3回程度だと5年くらいは持つと思います。)
黒いパネル布
100×120cm
100×200cm
黒いパネル布は、ブラックパネルシアターを行う際に使います。
白いパネル布と同様、ボードを手作りする際は100×120cmがおすすめです。
Pペーパー、パネル布の売っている場所
・Amazon
・楽天市場
・大型書店(保育書のエリアに売っていることが多いです)
・大型手芸店
・大東出版社のホームページ(パネルシアターの材料、本など多数扱っています)
・アイ企画のホームページ(カラーパネルシアターを多く扱っています)
インスタで、日々に追われ、保育を楽しめない保育士さんが、保育を楽しめるようなワクワクのヒントをお届けしています。
- 子どもも先生もわくわく楽しめる行事の案・作り方
- パネルシアターや製作をより楽しめる方法
- 遊びの発展の仕方
またBASE、ココナラで
- パネルシアター
- 遊びキット
- 行事案
などを販売しています。
発表会の台本や遊びの発展の仕方などは、個別相談もついています。