活動案(指導案つき)、遊びの発展、製作PDFを販売中 ショップはこちら

保育園の発表会練習に参加しない子、どうする?無理に誘わず参加につなげる関わり方

保育園の発表会練習に参加しない子、どうする?無理に誘わず参加につなげる関わり方

活動案(指導案つき)、遊びの発展、製作のPDFを販売中

保育園の発表会練習に参加しない子がいるときは、誘い続ける前に、その子が何に戸惑っているのかを見てみましょう。

見るだけ、好きな場面だけ、先生と一緒に。参加の形を小さくすることが、無理なく関わるきっかけになる場合があります。

「みんなは練習しているのに、一人だけ入ってこない」
「声をかけても、やりたくないと言われる」
「本番までに間に合うのかな……」

日程が近づくほど、先生も焦りますよね。楽しい発表会にしたいのに、誘う言葉が増えてしまうこともあると思います。

この記事では、3・4・5歳児の発表会練習に参加しない子への関わり方を、声かけや活動の工夫とともに紹介します。

  • 参加しないときに確かめたいこと
  • 無理に誘わず、関われる入り口をつくる方法
  • 子どもの姿に合わせた練習の見直し方
  • 本番が近づいたときに先生同士で考えたいこと

どんな演目にも使える! 3・4・5歳児 発表会まるごとサポートBOOK

演目決めから配役、台本調整、練習、演出、衣装・大道具、本番までをまとめた、演目を問わず使える発表会準備ガイドPDFです。

全143ページ

どんな演目にも使える! 3・4・5歳児 発表会まるごとサポートBOOK

販売1000部突破!いつもありがとうございます!

「活動のネタや広げ方が分からずワンパターンになってしまう」、「週案・日案の作成に時間がかかり、文章が思いつかない」と悩んでいる保育士さんへ

活動案PDFに、活動や発展の仕方を詳しく書いています!
・ワクワクする遊びアイディア、すぐに使える素材つき
・活動・遊びの広げ方のアイディアが大量
・そのまま週案や日案にコピペできる文例が多数

明日からの保育をもう少しラクに、もっとワクワクしたいという方は、ぜひ下記のホームページをご覧ください。

ワクワク保育のお店はこちら

minnneでも販売中

目次

発表会練習に参加しない理由を、決めつけないことから

同じ「やりたくない」でも、背景は一人ひとり違います。

やる気がないと決めず、どの場面で離れるのか、普段の遊びではどうなのかを見てみましょう。

何をするのか分からず、入りにくいのかもしれない

「劇の練習をするよ」と言われても、どこに立ち、いつ動き、何を話すのかが分からないことがあります。

最初からセリフと立ち位置を一緒に覚えるのは、難しい場合もあります。

今日は宝箱を開けるところだけ。
先生と一緒に動物の歩き方をまねするだけ。

そんなふうに、することを一つに絞ってみましょう。

人前で表現することに、戸惑っているのかもしれない

自由遊びでは歌っているのに、友達が見ていると声が出ない。先生とはできるけれど、舞台に立つと動けなくなる。

こうした姿があれば、お話や役が嫌なのではなく、見られる状況が負担になっている可能性もあります。

少人数で試す、先生の隣で動くなど、安心できる条件を探してみてください。

疲れや待ち時間、活動の難しさも見てみよう

初めは参加していたのに、途中から離れるなら、練習の長さや出番までの待ち時間も確認します。

特定のセリフの前だけ嫌がるなら、言葉の難しさが気になっているのかもしれません。

理由をうまく言葉にできない子もいます。

答えを急がず、どんな条件なら落ち着いて関われるかを見ていきましょう。

無理に誘わず、参加の入り口を小さくする

目指したいのは、その子が安心して物語や友達に関われる入り口をつくることです。

みんなと同じように演じる前にも、できる関わりはあります。

見るだけの時間も認める

「今日はここで見ていてもいいよ。やってみたくなったら教えてね」

そんな声をかけて、無理に輪へ入れずに過ごせる場所を用意します。

先生が見守れる場所で、出入りや他の活動の妨げにならないようにしましょう。

友達の動きを見たり、歌を聞いたりすることも、お話に親しむ時間になります。

ただし、見ていれば必ず参加するようになるとは限りません。

今は安心して過ごせているか。
興味が向く瞬間はあるか。

そんな視点で見守ります。

好きな場面だけ、短く関わってみる

例えば、宝箱を開ける場面に興味を示したなら、

「先生と一緒に、宝箱を開けてみる?」

と誘ってみます。

断ったら、そこでいったん誘いを終えて大丈夫です。

参加できたときも、すぐに次の課題を足さず、まずはその関わりを大切にします。

「ここだけ」と伝えたら、その約束を守りましょう。

少しやってみたら次々に求められる、という経験にならないようにしたいですね。

先生と一緒に、友達と一緒に

一人で出るのが難しければ、先生と並んで動く、安心できる友達と一緒に出るなどの方法があります。

声かけは、選べる形にしてみてください。

「先生と一緒にやってみる? 今日は見ている?」
「セリフは先生と一緒に言おうか」

友達に誘ってもらう場合も、その子に説得役を任せないようにします。

関わりの調整は、先生が引き受けましょう。

子どもの姿に合わせて、練習の進め方を見直そう

誘い方を変えるだけでなく、活動そのものを調整できることもあります。

台本や練習を、今のクラスの子どもたちに合わせてみましょう。

通し練習をいったん休み、なりきり遊びに戻る

毎回最初から最後まで通しているなら、役になりきる遊びを取り入れてみます。

準備するのは、園で使える動物の耳や帽子など、役を想像しやすい小物。身につけたくない子は、使わなくても構いません。

「うさぎさんは、どんなふうに歩くかな?」
「ねこさんが眠くなったら、どんな顔になる?」

台本どおりの正解を求めず、先生も一緒に表現を楽しみます。

声を出さず動きだけで関わる、座ったまままねするなどの形も認めましょう。

まずは、その子なりにお話の世界を楽しめる時間をつくります。

セリフを短くし、言い方を選べるようにする

長いセリフが負担なら、物語が伝わる範囲で短くできます。

例えば、

「ぼくたちは、これから宝物を探しに森へ行きます」を、

「宝物を探しに行こう!」に変える。

一人で話す形から、友達と一緒に話す形にする方法もあります。

説明を先生のナレーションに移し、子どもは短い言葉や動きで表現してもよいでしょう。

待つ時間を減らし、終わりを分かりやすくする

出番のない場面まで長く待っているなら、グループごとに練習するなど、進め方を見直します。

「今日は登場して、歌を一回歌ったら終わりだよ」

と、始める前に終わりを伝えておくこともできます。

時間の目安だけに頼らず、表情や動き、疲れの様子を見て調整しましょう。

待機中の子も、園の体制に合わせて先生が見守れるようにします。

参加できたかどうかだけで、変化を判断しない

昨日は動けたのに、今日は見ているだけ。そんな日もあります。

参加の量だけを比べず、その子がどう関わっていたかを見てみましょう。

小さな関わりを、具体的に受け止める

帽子に触れた。
友達の歌に合わせて指を動かした。
先生の隣で、登場するところまで歩いた。

気づいた姿には、短く言葉を返します。

「先生と一緒に、入口まで歩いたね」
「その帽子が気になったんだね」

みんなの前で大きく褒めることが、その子には負担になる場合もあります。

伝え方も、その子の様子に合わせましょう。

今日できたことを、明日の約束にしない

少し参加できると、「明日は全部できるね」と期待をかけたくなることがあります。

でも、その日の安心できる条件が、翌日も同じとは限りません。

見ていた場所、一緒にいた人、楽しんだ場面を簡単に記録しておくと、別の先生とも関わり方を共有できます。

参加できた量だけでなく、安心して過ごせた条件を残しておきましょう。

本番が近づいたら、参加の形と支え方を相談する

日程が迫ると、「当日はどうする?」という心配も出てきます。

担任一人で抱えず、子どもの気持ちと当日の動きを一緒に考えましょう。

全部の場面に出る以外の形も考える

今の姿に応じて、友達と一緒に登場する、好きな歌の場面だけ出る、先生のそばで表現するなどの形を検討します。

当日出られない場合にも、ナレーションや全員のセリフで劇をつなげられるようにしておくと、その子一人に進行の責任が集中しません。

先生の配置や会場の条件を確認し、途中で離れたくなったときの付き添いも決めておきましょう。

保護者には、困っていることと楽しんでいる姿を伝える

「練習に参加しません」だけでは、保護者もどう受け止めればよいか迷います。

例えば、

「みんなの前で話すときは戸惑う様子がありますが、先生と一緒に動物の動きをすることは楽しんでいます」

と、場面を分けて伝えます。

家庭で練習させることを急いでお願いするより、家での様子を聞き、園で考えている支え方を共有しましょう。

関わり方と練習の見直しを、具体例から考えたい先生へ

「無理に誘わないことは分かった。でも、明日は何を変えよう?」
「声かけだけでなく、台本や練習も調整したい」

そんなときに活用していただきたいのが、どんな演目にも使える!3・4・5歳児 発表会まるごとサポートBOOKです。

困りごとに合わせて、次に試すことを考えられる

第7章には、「やりたくない」「恥ずかしくて動けない」「セリフを覚えられない」「待ち時間が長い」などの困りごとに対する工夫がまとまっています。

好きな場面だけにする。
友達と一緒に参加する。
セリフを短くする。
見ているだけの日をつくる。

子どもの姿に合わせて、取り入れられる方法を考えるために使えます。

練習をどこまで戻すか、進め方の見通しも持てる

第6章では、発表会練習を次の5STEPで紹介しています。

  1. 物語の世界を楽しむ
  2. 役になりきって遊ぶ
  3. 好きな場面をやってみる
  4. 場面をつなげる
  5. 本番の流れでやってみる

例えば、全体練習で入りにくい様子があれば、なりきり遊びや好きな場面に戻ってみる。

セリフが負担なら、第4章の台本調整も参考にする。

声かけ、活動の進め方、台本の調整を、つなげて考えられることが、このBOOKの使いどころです。

その子に合う関わりを考えるための引き出しとして、必要な章から使っていただけたらうれしいです。

まとめ|その子が安心して関われる形を探そう

発表会練習に参加しない子がいるときは、次のことを見直してみてください。

  • 参加しない理由を決めつけず、場面や条件を見る
  • 見るだけ、好きな場面だけの関わりも認める
  • 先生や友達と一緒にできる形を考える
  • セリフの難しさ、練習の長さ、待ち時間を調整する
  • 小さな関わりと、安心できた条件を共有する
  • 本番の参加の形と、当日の支え方を相談しておく

まずは明日、一つだけ変えてみましょう。

誘う回数を減らす。好きな場面だけにする。先生も一緒に動く。

その子の反応を見ながら、無理なく関われる方法を探していけたらと思います。

明日の練習を具体例から考えたい先生は、発表会まるごとサポートBOOKをご覧ください。

どんな演目にも使える! 3・4・5歳児 発表会まるごとサポートBOOK

演目決めから配役、台本調整、練習、演出、衣装・大道具、本番までをまとめた、演目を問わず使える発表会準備ガイドPDFです。

全143ページ

どんな演目にも使える! 3・4・5歳児 発表会まるごとサポートBOOK

BASEで

・活動案(週案・日案・活動のヒントに)

・遊びの発展の実例集

・製作100選

・発表会の台本

・パネルシアター

・製作・遊びキット

などを販売しています。

発表会の台本や遊びの発展の仕方などは、個別相談もついているものもあります。

インスタで、日々に追われ、保育を楽しめない保育士さんが、保育を楽しめるようなワクワクのヒントをお届けしています。

  • 子どもも先生もわくわく楽しめる行事の案・作り方
  • パネルシアターや製作をより楽しめる方法
  • 遊びの発展の仕方

インスタ→wakuwaku_hoiku

活動案(指導案つき)、遊びの発展、製作のPDFを販売中

保育園の発表会練習に参加しない子、どうする?無理に誘わず参加につなげる関わり方

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

フリーランス保育士のあやなです。
10年以上保育士をしています。
子ども達とたくさんの遊びを作り上げ、たくさんの子ども達とワクワクの時間を過ごしてきました。子どもも、保育士さんもママさんもパパさんも、みんながワクワクして、子どもと過ごす時間を楽しめるアイディアをこのサイトで紹介します。

資格
・保育士
・幼稚園教諭一種免許状
・J-shine(小学校英語指導者資格)
・幼保英語検定2級
・おもちゃコンサルト

目次