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保育の遊びの発展はどう考える?いつもの遊びが広がる6つの型とアイデアカード活用法

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この記事では、保育の遊びの発展のさせ方を、6つの型とすぐ試せる手順に分けて解説します。

3歳から5歳児クラスを担任していて、いつもの遊びが毎回同じ展開で終わってしまうと感じている先生に向けた内容です。

読み終えると、こんなことが分かります。

  • 遊びが広がらない本当の原因が分かる
  • 今日の保育からすぐ使える、遊びを広げる6つの型が身につく
  • ゼロから考えなくてもアイデアが出る、3ステップの手順が分かる
  • ままごと、積み木、色水あそびの課題別の発展例が分かる
  • 週案や指導案を書くときに、手が止まる時間が減る

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目次

「また同じ遊びになってしまった」と感じる日はありませんか

いつもの遊びが、いつも同じ展開で終わってしまう

ままごとを出すと、今日もお料理を作って終わり。積み木を出すと、積んで崩して終わり。そんな日が続くと、もう少し深まってほしいと感じますよね。

新しいことを考える時間が、そもそもない

朝の受け入れ、活動、給食、午睡、記録、掃除、書類。一日はあっという間に終わります。

「明日の活動を考えよう」と思ったときには、もう体力が残っていない。そんな日もあると思います。

じっくり考える時間がない中で、毎日新しいアイデアをひねり出すのは無理があります。時間がないのは、先生のせいではありません。

準備が大変そうで、結局いつもの遊びに戻ってしまう

本やインターネットで見つけた活動は、素敵だけれど準備が大変そう。材料を集める時間も、確認する余裕もない。

そうして結局、慣れた遊びに戻ってしまいます。安全で確実だから、それも大切な判断です。

つまり悩みの正体は、やる気の問題ではなく、時間と手がかりの問題なのです。

遊びが広がらない原因は、アイデアの不足ではなく「型」の不足です

ゼロから考えようとすると、手が止まってしまう

「何か新しい遊びを考えよう」と白紙で向き合うと、たいてい手が止まります。範囲が広すぎて、どこから考えればいいか分からないからです。

これはアイデアを出す力の問題ではありません。考える入口がない状態なのです。

「型」があると、同じ遊びが何度でも新しくなる

ここで役立つのが、遊びを広げる「型」という考え方です。型とは、遊びのどこを変えるかという視点のことです。

たとえば新聞紙遊びなら、1回目はちぎって雨のように降らせる。2回目は帽子やマントを作ってファッションショー。3回目は大きな道や壁を作って新聞紙迷路にする。

使った材料は同じ新聞紙です。変えたのは、道具の使い方、ごっこ化、環境という3つの型だけ。型を1つずつ変えていくだけで、同じ遊びが何度でも新しくなります。

型は、職員間の共有もスムーズにしてくれる

型があると、先輩や同僚に相談するときも伝わりやすくなります。「ままごとを役割を変える方向で広げたいです」と言えば、話がすぐ通じます。

感覚で説明していたことが、言葉になるからです。指導案に書くときも、ねらいとつながりやすくなります。

つまり型を持つことは、自分のためだけでなく、クラス全体の保育を整えることにもつながります。

今日から使える、遊びを広げる6つの型

道具・素材を変える

道具・素材を変えるのは、いつもの物を別の物に置き換える視点です。

積み木を大きな段ボールブロックにする。絵の具を泡絵の具や氷絵の具にする。砂場に貝殻や小石を足す。大きさ、色、形、感触を変えるだけでも十分に新鮮です。

あえて道具を減らして、工夫を引き出すのも一つの手です。

場所・環境を変える

場所・環境を変えるのは、遊ぶ場そのものを動かす視点です。

室内の積み木を園庭の大型積み木に移す。製作を廊下やテントの中でやってみる。ごっこ遊びを木陰に移して森のレストランにする。高さを変える、少し暗くしてライトを使う、狭い段ボールの小部屋に限定する。

環境が変わると、子どもの動きと発想も変わります。

人・役割を変える

人・役割を変えるのは、遊びに関わる人や立場を入れ替える視点です。

お店屋さん役とお客さん役を交代する。年長さんが年少さんにルールを説明する。保育者も役になって入る。観客を呼んで発表形式にする。

役があると、自分が必要とされている実感が生まれ、主体性が育ちます。

ルール・やり方を変える

ルール・やり方を変えるのは、条件を足して工夫を引き出す視点です。

サイコロで遊びの条件を決める。制限時間内に完成させる。片手だけでやってみる。クリアしたら次のステージへ進む挑戦形式にする。

少し不自由になることで、子ども同士の相談や作戦が自然に増えていきます。

ストーリー・ごっこ化する

ストーリー・ごっこ化するのは、物語や設定を加える視点です。

ままごとをレストランにして、さらに世界の料理フェアへ。色水遊びを魔法使いの薬づくりごっこへ。新聞紙遊びを海賊ごっこへ。絵本の世界に入り込むのも、子どもたちが物語を考えるのも同じ型です。

発表会や行事にもつながりやすい型です。

別の活動と組み合わせる

別の活動と組み合わせるのは、複数の活動を掛け合わせる視点です。

製作とごっこ遊び、音楽と身体遊び、実験と観察。季節や行事に絡めるのもここに入ります。作った看板でお店屋さんごっこ、作ったお金で買い物ごっこ、というように、製作物が次の遊びの入口になります。

この6つを頭に置いておくだけで、遊びを見る目が変わります。

そして型は、単独でも組み合わせても使えます。道具を変える と ストーリー化 を掛け合わせれば、新聞紙で海賊船を作る活動になります。

遊びの広げ方を「手元の道具」にできる、アイデアカード&ワークBOOK

知って終わりではなく、練習して形にできるのが強み

上記の型についてまとめたのが、「いつもの遊びが大変身!保育士さんのアイデアカード&ワークBOOK」です。

この冊子は全4章の構成になっています。1章の導入編で発展の型を知り、2章の実践編でカードを使ったアイデア出しを練習し、3章の応用編でケース別の発展ワークに取り組み、4章で印刷してすぐ使える資料が手に入ります。

知る、練習する、形にするまでが1冊でつながっているのが特徴です。

印刷して使える発展視点カード50種類と、記入シート

一番実用的なのは、4章のすぐに使える資料です。ここに、この記事で紹介した内容の実物が入っています。

発展視点カードは2種類あります。

6つの型をそのままカードにした全6枚と、それを細分化した全50枚です。アイデアが思いつかないときやヒントが欲しいときは50枚版、自分で考えたいときは6枚版という使い分けができます。

50枚版は、道具・素材が10枚、場所・環境が8枚、人・役割が8枚、ルール・やり方が8枚、ストーリー・ごっこ化が8枚、別活動との組み合わせが8枚という内訳です。

さらに、アイデア記入シートも付いています。

遊びの名前、選んだ視点、発展アイデア5つ、準備物や安全面のメモまで書き込める形になっています。両面印刷して切り取り、ラミネートすれば長く使えます。指導案や週案を書く前に1枚書くだけで、ねらいと活動がつながりやすくなります。

特典の「遊びの発展アイディアカード20」で、保育中も書類作成も助かる

加えて、特典として「遊びの発展アイディアカード20」が付いています。発展のアイデアを20項目にまとめたものです。

発展アイディア20種類のそれぞれに説明と、具体例が10個ずつ載っています。

たとえば「活動の名前を毎回変える」なら、玉入れを星集め大会に、色水遊びを魔法ドリンク屋さんに、鬼ごっこを宇宙人から逃げろに。中身は同じでも名前が変わるだけで新鮮になる、という発想です。

印刷していつでも見返せるようにしておけば、保育中に迷ったときや、週案などの書類を書くときにそのまま役立ちます。

まとめ。遊びの発展は「型」があれば、今日から変えられます

最後に、この記事の要点を整理します。

  • 遊びが広がらない原因は、アイデアの不足ではなく、考える入口となる「型」の不足である
  • 遊びを広げる型は、道具・素材、場所・環境、人・役割、ルール・やり方、ストーリー・ごっこ化、別活動との組み合わせの6つ
  • 「いつもの遊びが大変身!保育士さんのアイデアカード&ワークBOOK」は、全4章で知る、練習する、形にするまでを支え、発展視点カード50種類と記入シート、特典のアイデアカード20が印刷してすぐ使える
  • 型が手元にあると、活動を考える時間が減り、子どもの姿も記録も見えやすくなる

いつもの遊びは、変えなくても広げられます。気になった方は、今のうちに中身をチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

フリーランス保育士のあやなです。
10年以上保育士をしています。
子ども達とたくさんの遊びを作り上げ、たくさんの子ども達とワクワクの時間を過ごしてきました。子どもも、保育士さんもママさんもパパさんも、みんながワクワクして、子どもと過ごす時間を楽しめるアイディアをこのサイトで紹介します。

資格
・保育士
・幼稚園教諭一種免許状
・J-shine(小学校英語指導者資格)
・幼保英語検定2級
・おもちゃコンサルト

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