夏になると、子どもたちは水遊びや戸外遊びを楽しみにしていますよね。
でも実際の保育では、
「暑すぎて外に出られない」
「熱中症が心配で戸外活動が短くなる」
「室内遊びがいつも同じになってしまう」
「5歳児が満足できる夏らしい活動をしたい」
と悩むことも多いのではないでしょうか。
特に5歳児クラスは、ただ遊ぶだけでなく、友だちと相談したり、ルールを考えたり、試したり工夫したりする姿も増えてくる時期です。
だからこそ、夏の室内遊びも
「涼しく過ごせる」
「季節感がある」
「友だちと関わりながら楽しめる」
「遊びが広がる」
という視点で考えると、ぐっと充実します。
今回は、5歳児クラスで楽しめる夏の室内遊びアイデアを紹介します。
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5歳児の夏の室内遊びは「夏らしさ」と「発展しやすさ」がポイント

5歳児の室内遊びがマンネリ化しやすい時は、いつもの遊びに少しだけ夏の世界観を足してみるのがおすすめです。
例えば、
- 水族館
- 海
- 夏まつり
- キャンプ
- おばけやしき
- 夏野菜
- 虫さがし
- アイス屋さん
- 海の家
など、夏らしいテーマを入れるだけで、子どもたちのイメージが広がります。
同じ製作でも「水族館づくり」にすると涼しげな活動に。
同じ運動遊びでも「海の大冒険」にすると、ワクワクするごっこ遊びになります。
5歳児は、設定や役割があると遊びに入り込みやすく、友だち同士で相談しながら遊びを広げていく姿も見られます。
5歳児におすすめの夏の室内遊びアイデア

1. 寒天ゼリー水族館
夏らしさを感じられる感触遊びとしておすすめなのが、寒天を使った水族館づくりです。
青や水色の寒天を海に見立て、魚や貝殻、ビーズなどを入れると、自分だけの小さな水族館ができます。
スプーンですくったり、トングで魚を探したり、透明カップに入れて展示したりすると、感触遊びから製作、ごっこ遊びまで広がります。
5歳児なら、
「どんな海にしたい?」
「ここは深い海?浅い海?」
「どんな生き物が住んでいるかな?」
と声をかけると、子どもたちのイメージが広がりやすくなります。
2. スライム研究室
スライム遊びも、5歳児なら研究室にするとぐっと深まります。
ただ触って遊ぶだけでなく、
- 色を混ぜる
- ラメを入れる
- 伸び方を比べる
- かたさを変える
- 名前をつける
- 研究カードに記録する
などの要素を入れると、探究遊びとして楽しめます。
「どのスライムが一番伸びるかな?」
「ふわふわスライムとぷるぷるスライム、何が違うかな?」
「自分のスライムに名前をつけるなら?」
と問いかけると、子どもたちが自分なりに考えたり、友だちと比べたりしながら遊べます。
3. 室内夏まつりごっこ
戸外で大きな行事ができない日でも、保育室の中で夏まつりごっこを楽しむことができます。
屋台を作ったり、チケットを作ったり、店員さんとお客さんに分かれたりすると、5歳児らしい役割遊びに発展します。
おすすめのコーナーは、
- 魚つり
- ヨーヨー屋さん
- かき氷屋さん
- まとあて
- くじびき
- うちわ屋さん
- アイス屋さん
などです。
5歳児なら、子どもたちと一緒に
「どんなお店を出す?」
「何が必要?」
「誰が店員さんをする?」
と相談しながら準備するのも楽しいです。
当日だけで終わらせず、数日かけて準備することで、製作・ごっこ遊び・言葉のやり取りがつながります。
4. 海の大冒険サーキット
暑くて外に出られない日でも、室内で体を動かしたい時がありますよね。
そんな時は、室内サーキットを「海の大冒険」に変えてみるのがおすすめです。
例えば、
- 青い布を海に見立ててジャンプ
- マットを島に見立てて渡る
- フープを浮き輪に見立てる
- トンネルを海底トンネルにする
- 平均台を船の橋にする
など、いつもの運動遊びに夏の設定を足すだけで、子どもたちのワクワク感が変わります。
「宝島まで行こう!」
「サメに見つからないように進もう!」
「海の仲間を助けに行こう!」
というストーリーを加えると、5歳児も夢中になって取り組みやすくなります。
5. うちわバトルごっこ
準備が少なく、室内でも楽しみやすいのが、うちわを使った遊びです。
うちわで風を起こして、紙コップや軽いボール、風船などを動かします。
遊び方は、
- うちわで風船を運ぶ
- 紙コップをゴールまで進める
- 風で的を倒す
- チームで協力してボールを運ぶ
- 自分で作ったうちわでゲームをする
など、いろいろ広げられます。
5歳児は勝ち負けにこだわることもありますが、
「どうしたらよく進むかな?」
「強い風とやさしい風、どっちがいいかな?」
と工夫に目を向けると、探究的な遊びになります。
夏の室内遊びを盛り上げる保育者の声かけ

室内遊びを充実させるには、活動内容だけでなく、保育者の声かけも大切です。
5歳児には、答えをすぐに伝えるよりも、子どもたちが考えたくなる言葉をかけるのがおすすめです。
例えば、
「どうしたらもっと面白くなるかな?」
「次はどんなルールにしてみる?」
「どこを変えたらうまくいきそう?」
「〇〇ちゃんの考え、面白いね」
「みんなで相談して決めてみよう」
このような声かけをすると、子どもたちが自分たちで遊びを作っていく流れが生まれます。
夏の室内遊びは、保育者が全部決めなくても大丈夫です。
きっかけを用意して、子どもたちの反応を見ながら広げていくことで、いつもの室内遊びもワクワクする活動に変わっていきます。
「明日の活動どうしよう…」と悩む先生へ

夏は、天候や気温によって予定が変わりやすい季節です。
「外に行く予定だったけれど、今日は室内にしよう」
「水遊びができないから、別の活動を考えないと」
「でも、毎回アイデアを考える余裕がない」
そんな日もありますよね。
そこで、5歳児クラスの夏の活動をもっと充実させたい先生向けに、『5歳児 夏の遊び・活動案』のPDFを作りました。
このPDFでは、
- 水遊び
- 感触遊び
- ごっこ遊び
- 室内で体を動かす遊び
- 夏らしい活動の発展アイデア
をまとめています。
「今日は感触遊びをしたい」
「室内でも体を動かしたい」
「ごっこ遊びに発展させたい」
「夏らしい活動をしたい」
という時に、目的に合わせて活動を選びやすい内容になっています。
活動ごとに、準備物・ねらい・子どもの姿・保育者の援助・環境構成などもまとめているので、明日の保育にも取り入れやすいです。
室内遊びがマンネリ化している時や、暑くて戸外に出られない日にも、「これならやってみたい!」と思える夏の活動の引き出しとして使っていただけます。
5歳児の夏の保育を、もっと楽しく、もっとワクワクする時間にしたい先生は、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
暑い夏は、戸外に出られない日も増えます。
でも、室内でも夏らしさを感じられる遊びはたくさんあります。
感触遊び、製作、ごっこ遊び、室内運動を少し工夫するだけで、子どもたちは夏の世界に入り込み、友だちと相談しながら遊びを広げていきます。
「また同じ室内遊びになってしまう…」と感じた時は、いつもの遊びに夏のテーマを足してみてください。
保育室の中でも、子どもたちと一緒にワクワクする夏を作っていけます。
BASEで
・活動案(週案・日案・活動のヒントに)
・遊びの発展の実例集
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