秋は、木の葉が色づき、風が心地よくなる季節。5歳児にとっては、自然の変化を感じながらたくさんの発見ができる、ワクワクする時期です。
この記事では、保育園で取り入れやすい秋の遊びや活動アイデアをわかりやすくご紹介します。
自然あそび、製作、運動あそびなど、子どもたちが楽しみながら学べる内容をたっぷり詰め込みました。
「今年はどんな秋の活動をしようかな?」と考えている保育士さんのヒントになればうれしいです。
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秋は感性が育つ季節!5歳児の発達に合った活動とは

5歳児は、経験を通じて「なぜ?」「どうして?」と考え始め、周囲の環境への関心も高まるため、季節の変化がはっきりと感じられる秋は、絶好の学びの時期です。
五感を使って季節を感じる
秋の活動では、子どもたちが五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)をフルに使うことができます。
- 視覚:赤や黄色に色づいた木々、落ち葉、どんぐり
- 聴覚:風の音、落ち葉を踏みしめる音
- 触覚:ザラザラ、パリパリとした葉の感触
- 嗅覚:土や木の実、秋の花の匂い
- 味覚:さつまいも、柿、栗などの秋の味覚(※行事や食育で)
これらを活動に取り入れることで、自然に対する興味や豊かな感性が育ちます。
自然と文化から「秋」を体験
秋は自然だけでなく、文化的な行事やイベントも多い季節です。
- お月見
- 秋まつり
- ハロウィン
- 運動会
- 芋掘り体験
こうした行事も、「季節を感じる」「日本の文化を知る」「社会性を育む」といった観点からとても重要です。保育活動にバランスよく組み込むことで、より豊かな体験が得られます。
実体験を通じて「心が動く」瞬間を大切に
秋の自然や行事は、子どもの「心を動かす」きっかけに満ちています。
例えば、
- 「落ち葉が風で飛んでいくのをじっと見つめる」
- 「どんぐりを見つけて友達と見せ合う」
- 「虫の鳴き声に耳を澄ませる」
こうした何気ない瞬間に、子どもの感性は大きく育ちます。
保育士はその場面を見逃さず、声をかけたり、表現する機会を作ったりして、子どもの気づきを広げていくことが大切です。
自然とふれあう:秋の散歩・落ち葉拾い・観察活動

秋といえば、落ち葉やどんぐり、木の実など、自然素材が豊富。これらを使った観察や収集活動は、子どもたちの探究心を刺激します。
秋のお散歩ビンゴ
「赤い葉っぱ」「どんぐり」「黄色い花」など、見つけたらチェックを入れるビンゴ形式で散歩を行うと、自然への注意力が高まります。
落ち葉の色分けあそび
拾った落ち葉を赤・黄・茶など色ごとに分類する活動も、色彩感覚や分類能力の向上に役立ちます。
昆虫・植物の観察
虫眼鏡を持って、カマキリやバッタ、秋の花などを観察する時間も貴重です。「見つけたものをスケッチする」などの活動と組み合わせれば、表現力も伸ばせます。
創造力を育てる:秋の素材を使った製作あそびアイデア

自然素材を使った製作は、五感を使いながら表現力や集中力を育てる活動です。以下は5歳児に人気の製作アイデアです。
落ち葉アート
好きな形に切った画用紙に落ち葉を貼り付けて、動物や風景を作る「落ち葉コラージュ」は定番ながら奥深い活動です。
どんぐり人形づくり
どんぐりに顔を描いて毛糸や布で服をつけると、かわいい人形になります。小さなパーツを使うことで手指の巧緻性も養えます。
木の実の楽器づくり
ペットボトルや紙コップに小枝やどんぐりを入れて、手作りのマラカスに。リズムあそびにも発展できます。
元気に体を動かす:秋の運動あそび・ゲーム集

涼しくなり、外遊びがしやすくなる秋は、運動あそびにも絶好のシーズンです。以下に5歳児向けの動きのある遊びを紹介します。
落ち葉かけっこ
落ち葉を集めたコースを走るだけで、子どもたちは大喜び!「落ち葉の中にどんぐりを隠して、それを拾ってゴール」など工夫も可能です。
どんぐりリレー
スプーンにどんぐりを乗せて運ぶバランスゲーム。慎重さと集中力を同時に鍛えられます。
秋の宝探し
園庭に隠した「秋の素材カード」を見つける宝探しゲームは、チームで協力する力も育てられます。
秋の活動で気をつけたいポイント

気温差・体調管理への配慮
秋は朝晩と日中で気温差が大きく、子どもが体調を崩しやすい時期でもあります。
- 重ね着を推奨し、体温調整しやすい服装を保護者に案内
- 活動前後で水分補給の時間を確保
自然物の衛生管理と安全対策
秋はどんぐり・落ち葉・木の実など、自然素材が遊びに大活躍しますが、衛生面や安全面での配慮が必須です。
- どんぐりは熱湯処理や冷凍処理をしてから保管
- 落ち葉はしっかり乾燥させてから使用
- 「触ってはいけない植物」リストを作って掲示
- アレルギーを持つ園児がいる場合は、保護者との事前共有を徹底
活動のねらいを明確にする
秋はイベントが多く、活動内容が盛りだくさんになりがちですが、ただ楽しむだけでなく「保育のねらい」と結びつける視点が大切です。
- 活動前に「今日のテーマ」を伝える(例:赤い葉っぱを探してみよう)
- 活動後に振り返りの時間をとる(例:「見つけたどんぐりはどんな形だった?」)
- 子どもの言葉や行動を記録に残し、保護者にも共有
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まとめ
秋は、自然が豊かで子どもたちの「感じる力」や「表現する力」を育てるのにぴったりの季節です。
5歳児は好奇心が旺盛な時期。落ち葉やどんぐりなど、身近な素材を使った遊びや活動を通して、楽しく学ぶことができます。
今年の秋も、自然とふれあいながら、子どもたちの「やってみたい!」「見つけたよ!」という気持ちを大切にした活動を楽しんでください。
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