「せっかく活動を考えたのに、すぐ飽きてしまった」
「最初は楽しんでいたのに、途中から遊びが止まってしまった」
「もっと広げたいけれど、このあと何をしたらいいか分からない」
毎日の保育では、こんなことがありますよね。
でも、子どもが飽きたからといって、毎回新しい遊びを用意しなくても大丈夫です。
いつもの遊びも、場所・素材・役割・声かけを少し変えるだけで、もう一度動き出すことがあります。
今回紹介するのは、子どもが遊びに飽きてきた時に使いやすい、簡単な広げ方です。
「明日の保育、何しよう…」と悩んだ時に、ぜひ使ってみてください。
もう遊びの広げ方に迷わない!子どもの姿から選べる保育アイデアカード50
遊びを広げるヒントを50種類収録。
子どもの姿を見ながら、その場で遊びを広げる引き出しを増やすための1冊です。
全85ページ/カード付きPDF教材
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子どもが飽きた時は、新しい遊びを探さなくてもいい
遊びが続かなくなると、
「この活動、失敗だったかな」
「もっと面白い遊びを考えないと」
と思ってしまうこともあります。
でも、遊びが止まった時こそ、次にどう広げるかを考えるチャンスです。
保育の遊びを広げるアイデア10選
1.場所を変えてみる
まず簡単なのが、遊ぶ場所を変えることです。
たとえば、
- 積み木を机の上から床へ
- ブロックを保育室から廊下へ
- 製作を机から大きな紙の上へ
- ごっこ遊びをテラスへ
と、場所を少し変えるだけ。
遊びの内容は同じでも、環境が変わると子どもの動きや会話が変わることがあります。
積み木なら、
「道を長くつなげてみよう」
「こっちまで街を作ろう」
と、今までとは違う発想が出ることもあります。
2.素材を1つだけ足す
遊びを広げたい時に、たくさん材料を出す必要はありません。
むしろ、1つだけ足してみるのがおすすめです。
たとえば、
積み木+布
→屋根、道路、お布団に
粘土+紙皿
→料理、お店屋さんごっこに
色水+カップ
→ジュース屋さん、実験遊びに
というように、素材が1つ増えるだけで遊び方が変わります。
「今日は何か新しい遊びを準備しよう」ではなく、
「今ある遊びに何か1つ足せないかな?」と考えると、準備もぐっとラクになります。
3.遊びに名前をつける
同じ遊びでも、名前がつくだけで特別感が出ます。
たとえば色水遊びなら、
「色水遊び」ではなく、「魔法のジュース屋さん」
積み木なら、「みんなの街づくり」
段ボールなら、「秘密基地づくり」
にしてみます。
遊びに名前をつけることで世界観が生まれ、役割や目的を見つけやすくなります。
4.小さなミッションを入れる
遊びが少し止まりかけてきたら、ミッションを1つ加えてみます。
たとえば、
「赤いものを3つ探そう」
「壊れない橋を作ってみよう」
「宝物を探そう」
「お客さんに届けよう」
など。
ただ遊ぶだけだったものに目的が加わると、「やってみたい」という気持ちがもう一度生まれることがあります。
5.役割を作る
遊びに参加してはいるけれど、それぞれバラバラに遊んでいる。
そんな時は、役割を足してみるのもおすすめです。
たとえばお店屋さんなら、
- 店員さん
- お客さん
- 配達係
- レジ係
工事ごっこなら、
- 作る人
- 運ぶ人
- 設計する人
- 確認する人
というように役割を作ります。
役割があることで、友だちとの会話ややり取りも生まれやすくなります。
6.制限時間をつける
遊びが少しだらだらしてきた時は、時間を区切ってみるのも一つです。
たとえば、
「音楽が終わるまでに橋を作ろう」
「3分で宝物を探そう」
「5分でお店の準備をしてみよう」
など。
少しだけ時間を意識すると、遊びにゲーム感が加わります。
7.遊びの続きを明日に残す
楽しい遊びを、その日のうちに全部終わらせなくても大丈夫です。
あえて、「続きは明日」にしてみます。
たとえば、
- 積み木の街を写真に撮る
- 作りかけの看板を残しておく
- 色水の研究結果を翌日に見る
- 段ボールの基地を翌日広げる
など。
「明日も続きができる」と思えるだけで、子どもにとって次の日の楽しみになります。
8.子どもの作品を次の遊びに使う
製作は、「作って完成」で終わってしまうことも多いですよね。
でも、その作品を次の遊びで使うと、一気に広がります。
たとえば、
作った食べ物
→お店屋さんごっこ
描いた地図
→宝探し
作ったチケット
→電車ごっこや劇ごっこ
作った冠
→王様ごっこ
というように、作品を次の遊びの道具に変えてみます。
9.「何に見える?」と聞いてみる
積み木や粘土、製作をしている時、大人には何でもない形でも、子どもには全く違うものに見えていることがあります。
そんな時は、「これ、何に見える?」と聞いてみます。
山かもしれない。
電車かもしれない。
ケーキかもしれない。
怪獣かもしれない。
秘密基地かもしれません。
子どもの見立てを受け止めると、そこからごっこ遊びや物語へ発展することがあります。
10.違う道具でやってみる
最後は、使う道具を変える方法です。
たとえば、
筆 → スポンジ
クレヨン → 綿棒
手で運ぶ → トング
ボール → 風船
と変えてみます。
遊びの内容そのものは同じでも、
「やりにくい」
「こっちの方が面白い」
「こうすればできる」
と、新しい発見や試行錯誤が生まれます。
「遊びが広がらない」は、アイデア不足だけが原因ではない
遊びが止まるたびに、「また新しい活動を探さなきゃ」と思うと、先生の負担はどんどん増えてしまいます。
でも大切なのは、新しい遊びをたくさん知っていることだけではなく、今ある遊びをどう変えるか。
場所を変える。
素材を足す。
名前をつける。
役割を作る。
問いかけを変える。
少し視点を変えるだけで、同じ遊びがもう一度動き出すことがあります。
でも実際の保育では「飽きた」だけじゃない
ここまで紹介したのは、主に子どもが遊びに飽きてきた時に使いやすい方法です。
でも実際の保育では、
「そもそも活動に乗ってこない」
「逆に、もっとやりたいと言っている」
「盛り上がりすぎて収拾がつかない」
「友だちとのトラブルが起きた」
という場面もありますよね。
同じ遊びでも、子どもの姿によって必要な関わり方は変わります。
そこで作ったのが、『子どもの姿に合わせて選べる 遊びの広げ方50』です。
このPDFでは、遊びのアイデアから探すのではなく、今、目の前にいる子どもの姿から選べるようにしています。
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子どもの姿を見ながら、その場で遊びを広げる引き出しを増やすための1冊です。
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こんな先生におすすめです
「遊びがいつも同じになってしまう」
「子どもがすぐ飽きると焦ってしまう」
「遊びをどう発展させればいいか分からない」
「子どもの姿に合わせた援助を増やしたい」
「3・4・5歳児それぞれの広げ方を知りたい」
「声かけを毎回考えるのが大変」
そんな時に、一から新しい活動を探すのではなく、今ある遊びをもう一歩広げるための引き出しとして使ってもらえたらと思っています。
明日の保育は、新しい遊びじゃなくてもいい
子どもが飽きた時、すぐに別の遊びへ変えなくても大丈夫です。
少し場所を変える。
素材を1つ足す。
名前をつける。
子どもに聞いてみる。
その小さな変化から、遊びがまた始まることがあります。
毎日の保育で、「次どうしよう…」と迷った時に、
「これを試してみよう」と思える方法をいくつか持っているだけでも、保育はずっとラクになります。
『子どもの姿に合わせて選べる 遊びの広げ方50』では、そんな時に使えるアイデアを、子どもの姿別にまとめています。
忙しい時でも、その日の子どもの姿から選んですぐ使いたい先生におすすめです。
もう遊びの広げ方に迷わない!子どもの姿から選べる保育アイデアカード50
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