冬の保育は、行事が多くて本当に慌ただしい季節です。
クリスマス会や発表会、年末年始の準備――気づけば一日があっという間に過ぎていき、「普段の保育が後回しになってしまう」と感じている方も多いのではないでしょうか。
3歳児の冬は、子どもたちにとって「できること」がどんどん増える時期。
寒さの中でも外で走ることを楽しんだり、季節の素材(落ち葉・毛糸・雪など)に興味を持ったり、ひとつひとつの遊びに発見があふれています。
だからこそ、先生が「どう楽しもうかな」と心に余裕を持てると、子どもたちも自然と生き生きとした姿を見せてくれます。
この記事では、
・冬の保育をもっと楽しむための考え方
・3歳児が夢中になる遊びや活動のアイデア
・日案・週案づくりをラクにする便利なPDF教材
この3つを中心にご紹介していきます。
行事に追われる冬だからこそ、“先生自身も楽しめる保育”を一緒に見つけていきましょう。
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3歳児の保育を“もっと楽しむ”ための考え方

季節の変化を「体で感じる」時間を大切に
寒さや冷たい風、白い息や霜柱など、冬ならではの自然現象は、子どもたちにとってはワクワクする体験です。
「冷たいね」「白い息が出たね」と一緒に感じることで、言葉や感情のやりとりが生まれます。
外遊びの時間が短くなりがちな季節ですが、短時間でも“冬を感じる散歩”を取り入れると、保育の中に季節のリズムが戻ってきます。
「やってみたい」を応援する関わりを
3歳児は「じぶんで」「ぼくが」「わたしが」と、自己主張が強くなる時期です。
冬の製作や遊びでは、“先生の手を借りながら自分でやる達成感”を味わえる活動を取り入れると、子どもたちの表情がぐっと生き生きしてきます。
たとえば、毛糸を使った飾り作りや、雪や氷を使った感触遊びなど、失敗しても「おもしろかったね」と笑い合える時間が大切です。
先生自身も「楽しむ気持ち」を持とう
忙しい日々の中では、「早く片づけなきゃ」「次の準備をしなきゃ」と焦ってしまうこともありますよね。
でも、3歳児の保育は“完成”よりも“過程”を大切に。
子どもと一緒に笑ったり、「こんな表情するんだ」と新しい一面を発見したりすることで、先生自身の心にもゆとりが生まれます。
少し立ち止まって、“今日、どんな表情を見せてくれたかな”と振り返るだけでも、保育がぐっと温かく感じられるでしょう。
3歳児が夢中になる!冬の遊び・活動アイデア例

雪の動物の森ごっこ(想像の世界で冬を楽しむ)
紙や綿、布などを使って「雪の森」を作り、動物になりきって遊ぶ活動です。
子どもたちは雪の中を歩くまねをしたり、動物の鳴き声を真似したりしながら、想像の世界を広げていきます。
【ねらい】
・季節の自然をイメージしながら表現する力を育てる
・友だちと役になりきって遊ぶ楽しさを味わう
【準備するもの】
白い布や新聞紙、毛糸、綿など(雪の素材として)/動物の耳やしっぽ(紙製)
【発展アイデア】
・「動物さんのおうちづくり」に発展し、共同製作を楽しむ
・動物になりきってダンスごっこや劇あそびにも展開できる
寒天で作る「氷のおままごと」(感触あそび+ごっこ遊び)
寒天を色水で固めて作る、透明でカラフルな“氷の食材”。
冷たい感触やつるつるした手触りに夢中になりながら、ままごとやお店屋さんごっこが楽しめます。
【ねらい】
・冬ならではの冷たい素材に触れ、感触を味わう
・想像を膨らませてごっこ遊びを楽しむ
【準備するもの】
寒天・食紅・水・型(製氷皿やカップ)/トレーやスプーン、お皿など
【発展アイデア】
・氷がとける様子を観察して、科学的な気づきへつなげる
・「氷のカフェ」や「氷のスイーツやさん」ごっこに発展
小さな冬の宝さがし(五感を使って自然に親しむ)
園庭やお散歩中に「冬の宝もの」を探す活動です。
木の実、落ち葉、霜柱、氷のかけら……季節の中で見つかる“冬の不思議”を探して集めます。
【ねらい】
・自然の変化に気づき、興味関心を広げる
・見つけたものを共有し、言葉で表現する力を育てる
【準備するもの】
小さな袋や箱(宝ものを入れる)/虫眼鏡やトングなど
【発展アイデア】
・集めたものを「冬の標本箱」として飾る
・写真に撮って“冬の発見アルバム”を作る
冬の遊び・活動を広げたい方へ

「もっと手軽に冬の遊びを発展させたい」「週案や日案にすぐ使えるアイデアが欲しい」という保育士さんや幼稚園の先生にぴったりのコンテンツがあります!
3歳児 冬の遊び・活動案
このダウンロードコンテンツは、冬の遊び・活動をテーマにした活動案を20個収録。子どもたちと何度も楽しめるアイデアが満載です!
- 特徴その1:具体的な活動内容が項目別に記載(書類にコピペできる文例多数!)
- 活動案ごとに
・ねらい
・子どもの姿
・保育者の援助
・環境構成
などが詳細に書かれているので、日案・週案にそのまま使えます。
- 活動案ごとに
- 特徴その2:何度も繰り返し楽しめる発展アイデア(遊びのマンネリ化防止!)
- 子どもの興味や成長に合わせて活動を展開できるヒントが多数記載。1つの遊びのテーマを何日も続けて楽しめます!
- 特徴その3:忙しい保育士さんの味方(携帯に入れていつでも見返せます!)
- ダウンロード形式なので、購入後すぐに活用できます。準備の時間を短縮しながら、保育の質を高められる便利なツールです。
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実際の保育でどう使う?日案・週案への活用例

「冬の遊び・活動案」PDFの魅力は、“見て終わり”ではなく、すぐ使えること。
現場で働く先生が、「今日の活動、どうしよう?」と悩んだ瞬間に、ページを開くだけで答えが見つかるように作っています。
① 活動のネタ探しに使う
まずは週案を立てる段階で、テーマやねらいに合う活動を探します。
PDFには20個の活動案が整理されているので、保育内容に合わせてすぐに選べます。
② 日案・週案にそのまま文例を引用
日案を書くときに悩むのが、「ねらい」「子どもの姿」や「保育者の援助」の文章。
このPDFではそれぞれの活動ごとに文例が書かれているため、文章を考える手間が大幅に減ります。
③ 活動後の振り返りにも使える
活動後、「次はどう発展させよう?」と考えるときにも、このPDFは役立ちます。
各活動に「発展アイデア」が複数載っているので、子どもの興味や成長に合わせて次のステップをすぐに計画できます。
まとめ
冬の保育は、行事や準備に追われてあっという間に過ぎてしまいがちです。
でも、少し視点を変えるだけで、冬の毎日は子どもにとっても先生にとっても、発見と笑顔に満ちた時間になります。
この記事のまとめ
- 行事が多い冬でも、3歳児の保育をゆったり楽しむ心の余裕を持つことが大切
- 子どもの「やってみたい!」を引き出す遊びが、成長につながる
- 「冬の遊び・活動案」PDFには、20個の実践的な活動と指導案が収録
- 日案・週案作りにそのまま使える文例つきで、時短に効果的
- 発展アイデアや援助方法も書かれているので、保育がより深まる
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