「この遊び、もう少し続けたいけど、次どうしよう…」
「毎回、同じような展開で終わってしまう…」
保育の現場で、こう感じたことはありませんか?
特に新人・若手の保育士さんにとって、遊びをどう“広げる”かは悩みがちなポイント。
でも、そんなときに助けになるのが、【発展アイディアカード】です。
このカードを1枚引くだけで、遊びの展開アイディアが自然と浮かぶんです。
本記事では、カードの仕組みや使い方、実際の活用例をご紹介します。
あそびが広がる! わくわくアイディアカード & ワークブックはこちら
「週案・日案の作成に時間がかかり、文章が思いつかない」、「活動のネタや広げ方が分からずワンパターンになってしまう」と悩んでいる保育士さんへ
下記のホームページで販売している活動案(指導案)に活動や発展の仕方を詳しく書いています。
・そのまま週案や日案にコピペできる文例が多数掲載
・活動・遊びの発展の方法や広げ方のアイディアを大量掲載
ぜひご覧ください。
今なら活動案を無料配布中です!詳しくは下記の記事をご覧ください。

発展カードって何?どんな仕組み?

発展カードとは?
【発展カード】は、遊びを広げるための視点をまとめた50枚のアイディアカードです。
「このあと、どう展開しよう?」と悩んだときに、カードを1枚引くだけで、新しい発想のヒントが得られるようになっています。
6つの「発展の型」で、迷わず展開できる!
カードは6つの“型”に分類されています。それぞれ、遊びを発展させる方向性を示してくれます。
| 発展の型の例 | 内容 |
|---|---|
| 道具・素材を変える | 身近な素材や別の道具を取り入れて、遊びのテーマを変える |
| 場所・環境を変える | 室内→屋外、配置を変えるなど、場所や設定を変えてみる |
| 人・役割を加える | ごっこ遊びなどに、新しい役を追加することでストーリー性が増す |
これらの“型”があることで、保育士さん自身が自分の考えで応用できる力も自然と身についていきます。
裏面には「すぐに使える具体例」つき!
各カードの裏には、その発展の型を使った具体的な展開例が書かれています。
例:
- 【型】:道具を変える
- 【具体例】:ブロック遊び → スポンジや牛乳パックを使った巨大建築ごっこに!
そのまま真似してもよし、自分なりにアレンジしてもOK!
ワークブックや早見表もセット!
カードだけでなく、活用をサポートするツールも充実しています。
- アイデア記録用ワークシート
→ 遊び・発展の型・アイデアなどをメモできるPDFシート - 発展の型 早見表
→ 計画時にパッと確認できる一覧表(A4サイズ) - 実践活用ガイド
→ 初めての人でも分かりやすい3ステップ(導入・実践・応用)解説付き
現場ですぐ使える!データ形式&印刷OK
セットはすべてPDFになっているので、スマホやタブレットで確認するもよし、印刷してカード化するもよし!
- カードはカラーで見やすく、ラミネートして繰り返し使えます
- スマホでさっと見て、その場で引けるのも便利
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実際にどう使う?【場面別】活用シーン3選

発展カードは、「どんな遊びでも応用できる」のが特徴です。
ここでは、保育の中でよくある3つの遊びシーンを例に、カードを使う前と使った後の“変化”をわかりやすくご紹介します!
シーン①:ブロックあそび・積み木
Before:作って壊して、おしまい…
おうちやタワーを作って、「できた〜!」で終了。
その後は壊してまた作る…の繰り返しで、展開がマンネリに。
After:「ルールを足す」カードで“チャレンジビルド”に!
子どもたちは目をキラキラさせながら挑戦。
「次はどうしたらもっと高くできるかな?」と自然に試行錯誤や協力が生まれます。
「制限時間3分以内に、一番高いタワーを作ろう!」
「2人1組で同じ形の橋を作ってみよう!」など、ルールやミッションを加えると、ワクワクの遊びに発展。
シーン②:砂場あそび(外あそび)
Before:山を作って終わりがち…
砂山を作ってトンネルを掘って、「できた〜!」で終了。
やり切った感はあるけど、ちょっと物足りない…
After:「役割を加える」カードで工事ごっこに!
「役割を加える」カードを使って、「ショベルカー役」「現場監督役」などを設定。
「指示出して!」「荷物こっちに運んで!」と、チームプレイが生まれます。
子どもたちのやり取りも盛り上がり、遊びがどんどん続いていきます。
シーン③:製作あそび(紙コップ・折り紙)
Before:作って終わりになりがち…
紙コップで望遠鏡を作って完成。「できた〜!」で終わってしまう…
After:「遊び方を変える」カードでゲームに展開!
「遊び方を変える」カードで、「作った望遠鏡を使って宝探しゲーム」に挑戦。
製作が“遊びの道具”になって、子どもたちはさらに夢中に!
同じ素材でも、目的を変えることで遊びの深さがぐっと広がります。
「カード1枚」で保育が変わる理由

発展カードの魅力は、「誰でもすぐに使えること」。
経験が浅くても、型に沿って考えるだけで自然とアイディアが広がるんです。
ここでは、保育の現場で実感できる3つの“変化”をご紹介します!
① アイデアに迷わなくなる
「この後、どう広げよう…?」
そんな時でも、カードを1枚引けば、具体的な視点がすぐ手に入ります。
たとえば「環境を変える」カードなら、
→「この遊び、園庭でもできるかな?」と考えが広がり、新しい展開につながります。
頭の中が整理されて、考えるのがラクになります。
② 子どもたちの“もっとやりたい!”を引き出せる
遊びにちょっとした変化が加わると、子どもたちの目がキラッと変わる瞬間があります。
「あ、今度はこんなことしてみよう!」
「先生、これもやってみたい!」
発展カードがあるだけで、子どもたち自身の“やってみたい気持ち”を引き出すきっかけになります。
③ 自信を持って保育ができるようになる
「視点」という“型”があることで、迷った時も立ち返れる。
→ 経験がなくても、「型」に沿って保育を考えることができます。
結果、自信を持って遊びを展開できるようになっていきます。
園内研修やチームでも使いやすい!
発展カードは、個人で使うだけでなく、チームでのアイディア出しや研修にもぴったり!
たとえば…
- 「1人1枚ずつカードを引いて、展開アイディアを出し合う」
- 「同じ遊びを、違うカードでどう発展させるか考える」
そんなワークを通して、園全体の“遊びの引き出し”がどんどん増えていきます
まとめ
発展はセンスじゃなく、「型」で身につく
経験やひらめきがなくても大丈夫。
発展カードには、遊びを広げるための“型”がしっかり詰まっています。
だからこそ、今日から誰でもすぐに実践できて、少しずつ「自分の引き出し」として身についていくんです。
子どもたちの“もっとやりたい!”を引き出せる
ちょっとした展開で、子どもたちの表情がパッと明るくなる。
遊びが深まり、気づけば「もっとやりたい!」の声があちこちから聞こえる。
そんな楽しい保育の時間を、カード1枚からつくっていくことができます。
まずは1枚、引いてみてください
難しく考えなくて大丈夫。朝の準備時間や、ふとした空き時間に、1枚引いてみるだけでOKです。
きっと、「これ、使えそう!」「今度こうしてみよう」が見つかります。
あなたの保育が、もっと楽しく・もっと広がる時間になりますように。
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・活動案(週案・日案・活動のヒントに)
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