保育の待ち時間、「少しの時間なのに、どうしよう…」と感じることはありませんか。
給食までの数分。移動の前のちょっとした空白。
子どもたちが落ち着かなくなってきて、何かしなきゃと思うほど、ネタが浮かばない。そんな経験、きっと一度はありますよね。でも、それは先生の力不足ではありません。
3〜5歳の子どもにとって、「待つ」ということ自体が、とても難しいことだからです。
実は、待ち時間は、準備をしなくても、道具がなくても、子どもたちが笑顔になる時間に変えられます。
特別な遊びや、完璧な進行は必要ありません。その場の雰囲気に合わせて、パッと始められる即興遊びがあれば大丈夫です。
この記事では、
- 待ち時間にネタ切れしてしまう理由
- 今すぐ使える、道具なしの即興遊び
- うまくいかない時の、気持ちが楽になる考え方
を、保育現場の目線でお伝えします。
3〜5歳児の待ち時間を笑顔に変える、ワクワク即興遊び集
保育現場で毎日必ず訪れる「待ち時間」。
実はこの時間は、子どもたちの想像力を引き出し、クラスの絆を深める「最高の遊び時間」に変えることができます!
このPDFでは、道具なし・準備なしで、その場ですぐに始められる即興遊びを22こ紹介しています。
販売100部突破!いつもありがとうございます!
「週案・日案の作成に時間がかかり、文章が思いつかない」、「活動のネタや広げ方が分からずワンパターンになってしまう」と悩んでいる保育士さんへ
下記のホームページで販売している活動案(指導案)に活動や発展の仕方を詳しく書いています。
・そのまま週案や日案にコピペできる文例が多数掲載
・活動・遊びの発展の方法や広げ方のアイディアを大量掲載
ぜひご覧ください。
今なら活動案を無料配布中です!詳しくは下記の記事をご覧ください。

保育の待ち時間がつらく感じる理由

活動と活動の間の、ほんの数分なのに、「何かしなきゃ」、「このままじゃ落ち着かなくなるかも」と、気持ちが焦ってしまうことがあります。
でも実は、その感覚はとても自然なものです。待ち時間がつらく感じるのには、ちゃんと理由があります。
解説①:「待つ」ことは3〜5歳児にとって難しい
3〜5歳の子どもにとって、「何もせずに待つ」というのは、思っている以上に難しいことです。
この時期の子どもたちは、
- 体を動かしたい
- 話したい
- 次に何が起きるか気になる
という気持ちでいっぱいです。
大人のように、先の見通しを立てて気持ちを切り替える力は、まだ育っている途中です。
つまり、待ち時間にソワソワするのは、わがままでも、落ち着きがないわけでもありません。
発達の過程として、とても自然な姿なのです。
そう考えると、「うまく待てない=ダメ」ではないことが、少し見えてきます。
解説②:新人〜若手保育士ほど、待ち時間が不安になりやすい
待ち時間がつらく感じる背景には、先生側の気持ちも大きく関係しています。
特に新人〜若手の保育士さんは、
- 引き出しが少ない気がする
- ベテランのように回せない
- クラスを乱したくない
そんな思いから、「ちゃんとしなきゃ」、「失敗したくない」と、自分にプレッシャーをかけがちです。
その結果、何か特別な遊びをしなきゃいけないような気がして、逆に何も思いつかなくなってしまう。
これは、よくあることです。
でも本当は、待ち時間に必要なのは、完璧な活動ではありません。
解説③:注意が増えるほど、クラスは落ち着きにくくなる
待ち時間が長く感じると、「走らないよ」、「静かにして」と、声かけが増えてしまうこともあります。
もちろん、安全のために必要な声かけもあります。
ただ、注意が続くと、子どもも先生も、少しずつ疲れてしまいます。
子どもは、「何をすればいいかわからない」
先生は、「どう関わればいいかわからない」
そんな空気になると、クラス全体が落ち着きにくくなってしまうのです。
ここで大切なのは、叱らずに、流れを変えること。
その役割を果たしてくれるのが、準備なしで始められる「即興遊び」です。
待ち時間は「静かにさせる時間」じゃなくていい

待ち時間というと、「とにかく静かにしてほしい」、「これ以上荒れないでほしい」
そう思ってしまうこと、ありますよね。
でも実は、待ち時間=静かに我慢する時間でなくても大丈夫です。
少し見方を変えるだけで、待ち時間は、子どもも先生も楽になる時間に変わります。
解説①:待ち時間は「育ちの途中」を支える時間
3〜5歳児は、気持ちの切り替えや、行動のコントロールを少しずつ身につけている途中です。
何もせずに待つよりも、
- 想像する
- 体を少し動かす
- 先生や友だちとやり取りする
こうした関わりがある方が、気持ちが安定しやすくなります。
つまり、待ち時間に大切なのは、静かにさせることではなく、安心して過ごせる状態をつくること。
そのための“つなぎ”として、即興遊びはとても相性がいいのです。
解説②:即興遊びは、クラスをまとめる力がある
即興遊びというと、「盛り上がりすぎそう」、「逆に大変になりそう」と感じるかもしれません。
でも、ポイントを押さえれば、即興遊びはクラスを落ち着かせる味方になります。
- その場で始められる
- 時間を区切りやすい
- 終わりを作りやすい
この3つがそろっているからです。
例えば、少し体を動かしてから止まる遊び。小さな声や、ゆっくり動く遊び。
こうした即興遊びは、子どもたちのエネルギーを無理なく整えてくれます。
「遊んだら落ち着かない」のではなく、遊び方次第で、落ち着きにつながるというイメージです。
解説③:道具や準備がない方が、実はうまくいく
待ち時間に使う遊びは、準備が必要なものほど、ハードルが高くなりがちです。
- 用意する時間がない
- 片づけが気になる
- 思ったより時間が短かった
そんな経験があると、「もういいや」となってしまいますよね。
その点、道具なし・準備なしの即興遊びなら、
- 思いついたらすぐ始められる
- 数分で終わらせられる
- 途中で切り上げても問題ない
という安心感があります。
先生自身がラクでいられること。
それが、待ち時間を穏やかにする一番の近道です。
その場で使える!待ち時間が笑顔になる即興遊び例

「即興遊びがいいのはわかるけど、実際には何をすればいいの?」
そう感じる方も多いと思います。
ここでは、準備なし・道具なしで、そのまま使える遊びを、待ち時間によくある場面別に紹介します。
どれも完璧にやろうとしなくて大丈夫です。
思い出したものを、一つだけ使えれば十分です。
解説①:言葉と想像力だけで楽しめる遊び
あまり動けない場面や、座って待っている時間に使いやすいのが、言葉だけで広がる即興遊びです。
たとえば、「先生のポケットに、何か入っているよ」と声をかけて、重そうに持ち上げる、小さくつまむ、美味しそうに食べる真似をします。
「なにが入ってると思う?」と聞くだけで、子どもたちは一気に想像の世界に入っていきます。
正解を決めなくても大丈夫です。
「それもいいね」、「そんなふうにも見えるね」と受け止めることで、自然と気持ちが落ち着いていきます。
解説②:座ったまま・並んだままできる遊び
移動前や廊下で並んでいる時は、大きく動けないことも多いですよね。
そんな時は、小さく動いて、ピタッと止まる遊びが向いています。
たとえば、手や体をゆらゆら動かしてから、「ストップ!」の合図で止まる遊び。
止まる形は何でもOKです。変なポーズになっても、笑いが起きるだけで、走り出すよりずっと安心です。
「一番動かなかった人、だれかな」と声をかけると、子どもたちは集中して待つようになります。
解説③:静かにしたい場面で使える遊び
行事前や、「これ以上盛り上がってほしくない」という場面もありますよね。
そんな時は、声の大きさや動きをコントロールする遊びがおすすめです。
先生の手の位置で、声を大きくしたり、小さくしたりするだけでもOKです。
最後に、手をぎゅっと握って「しー…」と静止の合図を出すと、遊びのまま次の活動につなげられます。
「静かにして」よりも、ずっとやさしく、子どもも受け取りやすい方法です。
ネタ切れ・失敗を防ぐ3つのコツ

即興遊びは便利そうだけど、「うまくいかなかったらどうしよう」、「毎回同じになりそう」と、不安になることもありますよね。
でも大丈夫です。少し意識するポイントを知っておくだけで、ネタ切れや失敗は、ぐっと減らせます。
ここでは、頑張りすぎなくていい3つのコツをお伝えします。
コツ①:遊びを「成功させよう」と思わなくていい
即興遊びは、盛り上げることが目的ではありません。
途中で終わってもいい。思った反応が返ってこなくてもいい。子どもが少し参加しただけでも十分です。
「最後までやりきらなきゃ」、「ちゃんと楽しませなきゃ」と思うほど、先生の気持ちは固くなってしまいます。
それよりも、「ちょっとやってみようかな」くらいの気持ちで始める方が、子どもも安心してついてきます。
コツ②:同じ遊びを、何度使っても大丈夫
「またこの遊びかも…」と気になること、ありませんか。
でも、子どもたちは、同じ遊びの繰り返しが大好きです。
- 声の大きさを変える
- 登場するものを変える
- 動きを少し変える
それだけで、子どもにとっては別の遊びになります。
毎回新しいネタを考えなくても大丈夫。
知っている遊びを、安心して使い回す
それが、ネタ切れしない一番のコツです。
コツ③:うまくいかない時は、すぐ切り替えていい
即興遊びをしていると、
- 反応が薄い
- ざわついてきた
そんなこともあります。
その時は、「失敗した」と思わなくて大丈夫です。
すぐに「じゃあ、おしまい」、「次は〇〇しようね」と切り替えてしまいましょう。
即興遊びは、始めるのも簡単ですが、終わらせるのも簡単なのが強みです。
引きずらないことが、先生の気持ちを守るポイントです。
毎日の待ち時間に悩まなくなる方法

待ち時間のたびに、「今日はどうしよう」と考えるのは、正直しんどいですよね。
毎日の保育で大切なのは、毎回うまくやることよりも、悩む回数を減らすことです。
ここでは、待ち時間に振り回されなくなるための考え方をお伝えします。
解説①:「覚える」より「持っておく」という考え方
遊びの引き出しを増やそうとすると、「覚えなきゃ」、「身につけなきゃ」と、プレッシャーになりがちです。
でも実際の現場では、忙しさや緊張で、覚えたはずのネタが出てこないことも多いですよね。
だからこそおすすめなのが、その場で見返せるものを持っておくこと。
完璧に覚えていなくても、「あ、これでいいんだ」と思い出せるだけで、気持ちはずっとラクになります。
解説②:待ち時間専用のネタがある安心感
保育の遊びはたくさんありますが、待ち時間に向いている遊びは、実は限られています。
- 短時間でできる
- 途中で終われる
- 盛り上がりすぎない
こうした条件を満たす遊びを、あらかじめ「待ち時間用」として持っておくと、迷う時間が減ります。
「この時間は、これ」と決まっているだけで、待ち時間への苦手意識は薄れていきます。
解説③:「今日はこれでいい」と思えることが大切
毎日、完璧な待ち時間を過ごす必要はありません。
少しざわついた日があってもいい。思ったより早く終わってもいい。それでも、保育はちゃんと進んでいます。
「今日はこれでよし」と思える日が増えること。
それが、長く保育を続けるための大事な土台になります。
待ち時間のネタ切れ解消に役立つ即興遊びPDF教材とは

ここまで読んで、「こういう関わり方、いいな」、「でも、毎回思い出せるか不安かも」と感じた方もいるかもしれません。
そんな時のために、待ち時間に特化した即興遊びをまとめたPDF教材を作りました。
現場で本当に使いやすい形にすることを、いちばん大切にしています。
解説①:このPDF教材の特徴
この教材は、
「道具いらず・準備ゼロ」を前提に作っています。
- 思いついたらすぐ始められる
- 数分で終われる
- クラスの雰囲気に合わせて調整できる
そんな遊びだけを集めています。
内容は、
- 言葉と想像力で楽しむ即興遊び
- 座ったまま・並んだままできる遊び
- 静かにしたい場面で使える遊び
- 年齢別(3・4・5歳児)のポイント
- 季節・行事ごとのアレンジ例
- うまくいかない時のQ&A
など、「現場で迷いやすいところ」まで含めて整理しています。
解説②:新人〜若手保育士さんに向いている理由
このPDF教材は、ベテラン向けの難しい技術は載せていません。
- 引き出しがまだ少ない
- とっさの場面が苦手
- 正解がわからず不安になる
そんな新人〜若手の保育士さんが、そのまま真似して使える内容になっています。
「これを見ればいい」そう思えるものが一つあるだけで、待ち時間への気持ちが、かなり変わります。
解説③:PDFだからこその使いやすさ
PDF教材なので、
- スマホでサッと確認できる
- 休憩中や移動中に見返せる
- 必要なページだけ印刷できる
という使い方ができます。
特におすすめなのが、ポケットに入れて使える“カンペ用まとめ”。
「何しよう…」と迷った時に、一目で思い出せるようにしています。
まとめ
保育の待ち時間は、ほんの数分でも、先生の気持ちが大きく揺れるもの。
「何をしよう」
「また注意ばかりになりそう」
そんな不安を感じるのは、決して特別なことではありません。
この記事でお伝えしてきた大切なポイントを、ここで改めて整理します。
- 3〜5歳児にとって「待つこと」は、とても難しい
- 待ち時間は、静かにさせる時間でなくてもいい
- 準備なし・道具なしの即興遊びは、すぐ使えて失敗しにくい
- 同じ遊びを繰り返しても大丈夫
- 完璧を目指さず、「今日はこれでいい」と思うことが大切
- 思い出せるネタを手元に持っておくと、気持ちがラクになる
待ち時間はなくせなくても、悩む時間や、自分を責める時間は減らせます。
そのための一つの選択肢として、待ち時間に特化した即興遊びをまとめたPDF教材を用意しました。
「これを見ればいい」
そう思えるものが一つあるだけで、現場での安心感は、きっと変わります。
頑張りすぎなくて大丈夫です。まずは、気持ちを少し軽くするところから。
待ち時間が来たとき、ほんの少し余裕を持てるように。
ぜひ下記をチェックしてみてください。
3〜5歳児の待ち時間を笑顔に変える、ワクワク即興遊び集
保育現場で毎日必ず訪れる「待ち時間」。
実はこの時間は、子どもたちの想像力を引き出し、クラスの絆を深める「最高の遊び時間」に変えることができます!
このPDFでは、道具なし・準備なしで、その場ですぐに始められる即興遊びを22こ紹介しています。
BASEで
・活動案(週案・日案・活動のヒントに)
・遊びの発展の実例集
・製作100選
・発表会の台本
・パネルシアター
・製作・遊びキット
などを販売しています。
発表会の台本や遊びの発展の仕方などは、個別相談もついているものもあります。
インスタで、日々に追われ、保育を楽しめない保育士さんが、保育を楽しめるようなワクワクのヒントをお届けしています。
- 子どもも先生もわくわく楽しめる行事の案・作り方
- パネルシアターや製作をより楽しめる方法
- 遊びの発展の仕方
インスタ→wakuwaku_hoiku
