週案・日案って、毎週書くけど毎回悩みますよね。
- 何を書いたらいいのか分からない
- 似たような内容になってしまう
- 書く時間が足りない!
そんな声をたくさん聞きます。
この記事では、忙しい保育士さんのために、
・すぐ使える文例(3歳〜5歳児)
・よくある悩み別の活動アイディア
・書くときに迷わないポイント
を、ギュッとまとめました。
少しでも“書く”負担が減って、“子どもと向き合う時間”が増えますように。
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週案・日案を書くときのポイント

「また週案…」「どう書けばいいんだろう…」そんな風にため息が出ること、ありますよね。
でも実は、週案・日案って、子どもたちと過ごす日々をじっくり見つめる“きっかけ”にもなるんです。
「どんなことが好きだった?」「次は何を一緒に楽しみたい?」そんな風に思い浮かべながら書くと、不思議とワクワクしてくるもの。
① 活動
子どもたちの“ワクワク”を引き出す活動を思い浮かべてみて下さい。
- 最近の子どもたちのブームは?季節の中で気になることは?
- 「やってみたい!」を引き出す活動を、考えてみましょう。
- 難しく考えすぎず、「今どんな時間を過ごしたいか」を軸に書いてみて下さい。
② ねらい
“今日どんな気持ちになってほしいか”をイメージしてみて下さい。
- 発達+季節やテーマをミックスして、「何を感じてほしい?」を考えてみましょう。
- あなたの“保育の想い”がそのまま「ねらい」になります。
③ 保育者の援助
「どんなふうに関わったら子どもたちの気持ちが動くかな?」を考えてみて下さい。
- 手を出しすぎず、でもちゃんと寄り添って見守る姿勢で考えてみましょう。
- 「困ってるな」「あと少しでできそう」そんな瞬間をサポートする感覚で書いてみて下さい。
- 一緒に楽しむ姿勢も、立派な“援助”です。
④ 環境構成
子どもたちが自然と“やってみたい”と思える空間づくりがカギ!
- 空間、素材、雰囲気…全部が「環境」の一部です。
- 五感を使って楽しめるような準備ができると、ワクワクが倍増します。
【年齢別】すぐに使える週案・日案の文例集

ここでは、3歳児・4歳児・5歳児それぞれの年齢に合った週案・日案の文例を紹介します。
3歳児向け:春の自然を探す
- ねらい
春の自然に触れ、戸外活動を楽しむ - 活動
園庭や近くの公園で春の花や虫を探しながら散歩する - 子どもの姿
花を見つけて立ち止まり、じっと観察する子や、「ちょうちょ」と指をさして喜ぶ - 保育者の援助
危険のないよう周囲に注意しながら、子どもたちの発見に共感し、興味を深められるよう声をかける - 環境構成
散歩前に春の絵本や写真を見せて期待感を高める/ルーペや虫かごを準備して好奇心を引き出す
4歳児向け:雨の日の室内あそび
- ねらい
室内でも体を動かしながら、友達と関わることを楽しむ - 活動
フラフープやマットを使ってサーキットあそび - 子どもの姿
順番を守って活動する姿や、「がんばれ」と友達を応援する - 保育者の援助
ルールをわかりやすく伝え、安全面に配慮しながら、子ども同士の関わりをサポートする - 環境構成
動きやすい広さを確保し、サーキットの導線を明確にする/待つ子どもが退屈しないように応援コーナーを作る
5歳児向け:協力して作る共同製作
- ねらい
友達と協力しながら、ひとつのものを作り上げる楽しさを味わう - 活動
大きな紙を使って「みんなの町」をテーマに絵を描く共同製作 - 子どもの姿
「こっちはお店にしよう」「道路つなげよう」とアイディアを出し合いながら取り組む - 保育者の援助
子ども同士の会話を見守り、必要に応じて一緒に考えたり、アイディアのヒントを伝える - 環境構成
大きな紙や画材を十分に用意し、自然と交流が生まれるようテーブル配置を工夫する
あるあるシーンで探せる!活動アイディア集

「いつもの活動がマンネリ気味…」「なんだか最近、子どもたちが落ち着かない…」そんな日、ありますよね。
ここでは、現場でよくある“保育の悩みシーン”に合わせて、すぐに取り入れられる活動アイディア+ねらい+保育者の視点をセットでご紹介します。
① 集中力が続かないとき
- ねらい:楽しみながら集中する経験を積む
- 活動アイディア:タイマーを使った“ストップゲーム”/黙々と遊べる素材(パズル・スライム・ブロック)
- 保育者のポイント:長時間集中させようとせず、短時間でも「やりきれた!」を感じられるように
② 外に出られない雨の日
- ねらい:室内でも体を動かしながら気分転換する
- 活動アイディア:室内サーキット/新聞紙ボール投げ大会/椅子取りゲーム
- 保育者のポイント:遊びの切り替えがスムーズになるよう、見通しを持って進行をする
③ 子ども同士のトラブルが増えているとき
- ねらい:人との関わり方を知り、気持ちを伝える力を育てる
- 活動アイディア:ペア遊び・協力ゲーム/感情カードや絵本を使った気持ちの言葉あそび
- 保育者のポイント:トラブルの“前段階”に気づきやすいように関わる。
④ 活動への意欲がいまひとつなとき
- ねらい:自分から「やってみたい」と思えるきっかけをつくる
- 活動アイディア:見本を見せずに「どうやってやる?」と問いかけから始める遊び/選択制のコーナー遊び
- 保育者のポイント:「これをやってほしい」より「選んでいいよ」「どれが好き?」の声かけを意識する
⑤ 午後、疲れて荒れやすい時間帯
- ねらい:ゆったり過ごせる活動で気持ちをリセットする
- 活動アイディア:ぬりえ/粘土/静かな音楽の中で絵本タイム
- 保育者のポイント:「頑張らせる時間」ではなく「気持ちをゆるめる時間」として設定をする
さらに遊びを広げたい方へ

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- 活動案ごとに「ねらい」「準備するもの」「保育者の援助」「環境構成」などが詳細に書かれているので、日案・週案にそのまま使えます。
- 特徴その2:何度も繰り返し楽しめる発展アイデア
- 子どもの興味や成長に合わせて活動を展開できるヒントが多数記載。1つの遊びのテーマを何日も続けて楽しめます!
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- ダウンロード形式なので、購入後すぐに活用できます。準備の時間を短縮しながら、保育の質を高められる便利なツールです。
こんな方におすすめ!
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など多数あります。
まとめ
日案や週案は、毎週書いても毎回悩むもの。
でも、それはきっと「子どもたちとちゃんと向き合いたい」って思っているからこそですよね。
この記事で、少しでも、「これならやってみたい」「書いてみようかな」と思えるきっかけになっていたら嬉しいです。
保育を楽しめますように!
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