発表会の季節が近づくと、「そろそろ台本を考えなきゃ…」と焦り始める先生、多いのではないでしょうか。
日々の保育に追われながら、子どもたちの衣装や演出、練習のスケジュールまで考えるのは本当に大変ですよね。
私の周りの先生たちも、「時間がなくて台本がまとまらない」「いいネタが浮かばない」と悩んでいました。
この記事では、発表会の台本づくりを少しでもラクに、そして楽しく進めるためのヒントをお伝えします。
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保育士が台本づくりで悩む3つの理由

発表会の台本づくりって、毎年なかなか大変ですよね。
「今年はどうしよう…」「まだ何も決まってない…」そんな声を、現場でよく耳にします。
実は、多くの先生が同じようなことで悩んでいるんです。
① 時間が足りない
日々の保育や行事準備で、台本を考える時間がなかなか取れません。
忙しい先生ほど、つい後回しになってしまいますよね。
② ネタが浮かばない
ネットや市販本を見ても、演目が多すぎて迷ってしまいますよね。
限られた時間の中で、“子どもが楽しめて、保護者にも喜ばれる題材”を探すのは本当に大変です。
③ 子どものレベルに合わせるのがむずかしい
セリフの長さや表現の仕方、発表の難易度…。
一生懸命考えた台本でも、「ちょっと難しかったかも?」と感じること、ありますよね。
よくある失敗パターンとその原因

台本づくりをがんばっても、いざ練習が始まると「うまくいかなかったな…」と思うこと、ありますよね。
でも、よくあるつまずき方を知っておくと、次からグッとラクになります。
① 本の台本をそのまま使ってしまう
市販の本に載っている台本は、手軽でとても便利。
でも、クラスの子どもたちの人数や性格、発達の段階にぴったり合うとは限りません。
② 子どもたちの反応を見ずに進めてしまう
「とにかく形にしなきゃ」と急いで進めると、練習中に子どもたちが飽きてしまったり、楽しめなくなったりすることがあります。
③ 保護者受けを気にしすぎてしまう
「保護者に喜んでもらいたい」という気持ちは素敵ですが、その思いが強くなりすぎると、子どもたちの負担が大きくなってしまうことも。
うまく見せようとするよりも、「みんなで作る時間を楽しむ」ことが発表会のいちばんの目的です。
台本づくりを“楽にする”考え方

発表会の台本を作るとき、「いいものを作らなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と、つい力が入ってしまいますよね。
でも、実は少し考え方を変えるだけで、台本づくりはぐっと楽になります。
ここでは、無理せず・心を込めて台本を作るための3つのヒントをご紹介します。
① ゼロから完璧を目指さない
一から作ろうとすると、どうしても時間も労力もかかります。
まずは、既存の台本や過去の発表会のネタをベースにしてOK。
そこに、自分のクラスらしさや子どもたちの個性を少し足していく――それだけでも、立派な“オリジナル台本”になります。
② アレンジできる素材を活用する
「そのまま使える」よりも「自由に変えられる」台本のほうが便利です。
セリフを短くしたり、登場人物を増やしたり、動きを取り入れたり…。
子どもたちに合わせて少しずつ形を変えていくことで、無理なく進められます。
③ 子どもたちの“得意”や“好き”を出発点にする
子どもが笑顔でいられる台本は、見ている人にも伝わります。
「この子は歌が好き」「あの子は〇〇が得意」――そんな子どもたちの“好き”を活かすことで、自然と楽しい発表会になります。
子どもが輝く!発表会アイデア集

発表会づくりのいちばんの目的は、“上手に見せること”ではなく、“子どもたちが自分らしく表現できること”。
ここでは、発表会をもっと楽しく・温かくするためのアイデアを、テーマ別にご紹介します。
アイデア①:「みんなで力を合わせる劇」にしたいとき
クラス全員が主役になれる、“みんなで協力する物語”がおすすめです。
少しずつ出番を分け合いながら、掛け声やリズムで一体感を作りましょう。
おすすめ題材例:
- 『おおきなかぶ』をリズム劇にアレンジ(掛け声で参加!)
- 『森の音楽会』のように、全員が楽器やリズムで登場
- 『おまつりごっこ』など、順番に登場する形式
演出のコツ:
- 「せーの!」の掛け声や合唱シーンを入れると、会場も自然に盛り上がります。
- 子どもの人数に合わせて役を分けたり、同じ役を複数人で担当してOK。
- 全員で一緒に踊る・歌う場面を最後に入れると達成感アップ!
アイデア②:「子どもの個性を活かしたい」とき
子どもたちの“得意”や“好き”を活かした台本づくりにすると、どの子も自然に輝ける発表会になります
アイデア例:
- ダンスが得意な子 → ダンスシーンを任せる
- 歌が好きな子 → ソロやリードパートを担当
- 照れ屋さん → 効果音係やナレーション、背景係など“裏方ヒーロー”に
- おしゃべりが好きな子 → 司会やナビゲーター役に
進め方のヒント:
- 練習の初めに「どんなことやってみたい?」と子どもたちに聞いてみる
- 先生が“役を決める”より、“子どもが選ぶ”形にするとやる気アップ!
- 「これをやってくれて助かった!」と感謝を伝えることで、子どもたちの自信が育ちます。
アイデア③:「ストーリーを楽しませたい」とき
保護者も思わず引き込まれるのが、“物語性のある劇”。
でも、難しい脚本を使わなくても、シンプルで十分感動的な発表になります。
おすすめ題材例:
- 『てぶくろ』や『3びきのこぶた』など、登場人物が多く分担しやすい話
- 季節の題材を使った「ゆきだるまのたんけん」や「おばけのおまつり」などの創作劇
- オリジナルで「○○ぐみの1にち」「みんなでおでかけ」なども◎
演出のコツ:
- 難しいセリフは先生のナレーションで補うと安心。
- 劇中に歌や手あそびを挟むと、テンポよく楽しく進行できます。
- 終盤に“みんなで歌う”フィナーレを入れると、温かく締まります。
アイデア④:「練習から楽しませたい」とき
発表会の成功は、本番だけでなく“練習の時間”にもあります。
練習を「遊び」や「ごっこ」に変えると、子どもたちはぐんぐん成長します。
具体的な工夫:
- 劇のキャラクターになって登場する「なりきりあそび」
- セリフを順番に言う「セリフリレー」ゲーム
- 動きを体で覚える「音あそび練習」
ポイント:
- 練習は「上手にやる時間」ではなく「楽しく慣れる時間」。
- 子どもが飽きてきたら、思い切って内容を変えてOK!
- 小さな成功体験を重ねることで、本番も自然と笑顔に。
発表会の台本ごとの、まるごとパックがおすすめ

「子どもたちに合った内容にしたいけど、ゼロから作る余裕がない…」
そんなときに頼りになるのが、“すぐ使えてアレンジもしやすい”台本です。
一つの演目にしっかり特化した内容
市販の本では、いろいろな演目が少しずつ載っていることが多いですよね。
それはそれで便利ですが、「このお話をしっかりやりたい」と思うと、細かい部分が足りないことも。
今回ご紹介する台本は、ひとつの演目にじっくりフォーカスしていて、セリフの流れや子どもの動き、演出の工夫までしっかりまとまっています。
これ1つで準備が整う
台本はもちろん、導入遊び、練習の流れ、大道具・小道具のアイデアまで一式そろっているから、「どこから手をつければいいの?」と迷うことがありません。
新人の先生でも、このPDFを開けばすぐに発表会準備が始められます。
クラスに合わせてアレンジ可能
アレンジ案が豊富に用意されているので、人数が多いクラスでも少人数のクラスでも対応できます。
セリフの長さや役割分担を工夫できるから、「うちのクラスにぴったりの劇」が形になります。
中身はこんな感じ
・台本
・台本アレンジ案(クラスに合わせて調整可能)
・導入遊び&導入の流れ
・練習の進め方・スケジュール
・大道具・小道具案
PDF形式で、すぐ使える!
A4サイズ・13ページのPDFだから、印刷してすぐ現場で活用OK!
スマホやタブレットでの閲覧もできるので、すきま時間にも確認できます。
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・スイミー
・オズの魔法使い
・くるみわり人形
・ブレーメンの音楽隊
・ライオンキング
・ピーターパン
・小人の靴や
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まとめ
発表会は、子どもたちが一番輝く時間です。上手に見せることよりも、楽しんで表現できることが何より大切。
先生が笑顔でいれば、子どもたちも自然と笑顔になります。
無理せず、できることから少しずつ、子どもたちと一緒に「楽しい発表会」を作っていってください。
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