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【保育士おすすめ】子どもの非認知能力を伸ばす遊びと通信教材

【保育士おすすめ】子どもの非認知能力を伸ばす遊びと教材(通信教育)

近年、教育現場で注目されている「非認知能力」は、子ども達がこれからを生きていく上でとても大切な力です。

学習の基礎となる認知能力に加え、感情の調整や困難に立ち向かう力、他者との協調性といった非認知能力は、人生を豊かにするために不可欠です。

この記事では、保育士の視点から、子どもの非認知能力を効果的に育む遊びや、通信教育教材を厳選してご紹介します。

子どもの非認知能力を伸ばしたいと考えている方の参考になれたらと思います。

目次

非認知能力とは

認知能力は、テストの点数やIQなどで数値化できるものです。

非認知能力はその反対なので、数字では表すことができない力となります。

意欲、集中力、忍耐力、自制心、精神力、行動力、判断力、協調性、応用力、想像力、社交性、自尊心などなど生きていく上で必要な、とても大切な能力になります。

幼児教育での非認知能力

幼稚園の教育要領や保育園の保育指針の中に、「就学前に身につけておきたい10の姿」というものがあります。

  • 1、健康な心と体
  • 2、自立心
  • 3、共同性
  • 4、道徳性・規範意識の芽生え
  • 5、社会生活との関わり
  • 6、思考力の芽生え
  • 7、自然との関わり・生命尊重
  • 8、数量・図形・文字などへの関心・感覚
  • 9、言葉による伝え合い
  • 10、豊かな感性と表現

この中で認知能力は、8の数量・図形・文字などへの関心・感覚です。

あとは全て非認知能力。乳児期・幼児期から非認知能力を身につけることがとても大切なことが分かると思います。

非認知能力の種類

非認知能力はさまざまな力がありますが、大まかに分けると以下の4つになります。

1、自分の感情をコントロールする力→意思、忍耐力、自制心、対応力

2、人とうまく関わる力→協調性、コミュニケーション能力、誠実さ、思いやり、社交性

3、目標に向かって頑張る力→意欲、根気、やる気、粘り強さ

4、苦難を乗り越える力→粘り強さ、チャレンジ精神、立ち直りが早い、やり抜く力

大人の関わりで伸びる非認知能力

大人の関わりで子どもの非認知能力を大きく伸ばすことができます

1、適度な距離で見守る

子どもが集中している時は見守ります。

2、遊びに飽きたら声をかける

飽きてしまったり、興味があるものを見つけられない時は、声をかけ楽しめるものを一緒に見つけてあげましょう。

3、肯定的な言葉をかける(強制する言葉は言わない)

「こうやって遊ぶんだよ」とアドバイスや指示をするのではなく、子ども自身が考えて行動できる声掛けが良いです。

遊びの種類

「子どもは遊びが仕事」と昔からいわれていますが、子どもは遊びながら様々なことを学び、そこで非認知能力が伸びているのです。

遊びの種類は分類すると10のジャンルに分けることができ、様々なジャンルの遊びを楽しむことが大切です。

スクロールできます
遊びの種類遊び伸びる非認知能力
動的遊びなわとび、鬼ごっこ、ボール遊びなど自分の体をコントロールする力、運動能力など
静的遊び塗り絵、工作、折り紙、パズルなど精神的な安定、集中力など
能動的遊び自分が動くことで成立する遊び意思、主体性など
受動的遊び一方的に与えられる遊び
絵本を読んでもらう、何かを見るなど
与える側の関わり次第
想像的遊びごっこ遊び、人形遊び、積み木、砂遊び、工作など創造力、クリエイティブ力など
破壊的遊び積み木を崩す、ドミノを倒すなど、戦いごっこ心のバランスを図るなど
ひとり遊び一人で遊ぶもの探究心、好奇心など
複数遊び複数で遊ぶもの、ルールのある遊び、集団遊びなど協調性、コミュニケーション力など
何かを用いる遊び何かを使って遊び
何も使わない遊びクイズ、手遊びなど何も使わない遊び

遊びで伸びる非認知能力

遊びで伸びる非認知能力を4つ紹介します。

表現力が伸びる遊び

・言葉で表現する遊び

・表情で表現する遊び

・書くことで表現する遊び

・描くことで表現する遊び

具体的には

・クイズ

・モノマネ

・工作

・お絵描き

・お話作り

など

想像力が伸びる遊び

・制約がない遊び

・自分の考えを形にできる遊び

・空想的な遊び

・見立て遊び

具体的には

・ごっこ遊び

・工作

・砂場遊び

・クイズ

・積み木

など

考える力が伸びる遊び

・勝ち負けがある遊び

・クイズ形式の遊び

・結果が数字で出る遊び

具体的には

・ボードゲーム

・カードゲーム

・あてっこゲーム

など

感受性が伸びる遊び

・自然に触れる遊び

・様々な体験をする

具体的には

・自然を観察する、自然に触れる

・初めてのことを体験する

など

探究心が伸びる遊び

探究心=子ども自らが学ぼうとする力。

就学後にとても役に立つ力なので、とても大切なのですが、探究心を養うには大人の関わりが大切です。

子どもが「どうしてだろう?」「なんでだろう?」と疑問に思うきっかけ作りをし、答えを教えてあげるのではなく、「どうすればいいと思う?」と子どもに考えさせる投げかけが必要です。

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通信教材で伸びる非認知能力

非認知能力を伸ばすことができる通信教材を2つ紹介します。

ワンダーボックス

ワンダーボックスは、子どもたちの理解力や創造力を育むために開発されたSTEAM教材です。

ワンダーボックスを通して、非認知能力を向上することができます。

アプリとキットが組み合わさったこの教材は、学びと遊びを融合させ、子どもたちが夢中になって楽しく学べるように作られています。

ワンダーボックスで特に伸ばせる非認知能力

・思考力

・創造力

・意欲

バラエティー豊かな教材が子どもの意欲や関心を育て、もっと考えたいという挑戦に繋がり、学びへの原動力を育まれます。

思考力や意欲を伸ばすには、ワンダーボックスがとてもおすすめです。

\ 公式ホームページはこちら/

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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グルービラボインボックス

グルービーラボインボックスは、アメリカで大人気の教材で、実験に特化したSTEAM教材です。

様々な実験を通して、ワクワク夢中で実験を楽しむことができる通信教材です。

グルービラボーンボックスで特に伸ばせる非認知能力

・探究心

・好奇心

・創造力

子ども達の興味、好奇心を刺激し、さらに知りたいと思える探究心が芽生え、試行錯誤していくことで創造力が育まれます。

探究心、好奇心を伸ばすには、グルービーラボインボックスがとてもおすすめです。

\ 公式ホームページはこちら /

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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まとめ

これからを生きる子ども達には、非認知能力がとても大切です。

小学生になって伸びる力もたくさんありますが、幼児期だからこそ伸ばすことができる土台の非認知能力を遊びや通信教材で伸ばしてあげられると良いですね。

こちらの記事ではお家遊びを紹介しています。

お家遊びで伸ばすことができる非認知能力もたくさんあります。

ぜひ参考にご覧ください。

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この記事を書いた人

フリーランス保育士のあやなです。
10年保育士をしています。
子ども達とたくさんの遊びを作り上げ、たくさんの子ども達とワクワクの時間を過ごしてきました。子どもも、保育士さんもママさんもパパさんも、みんながワクワクして、子どもと過ごす時間を楽しめるアイディアをこのサイトで紹介します。

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