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「一緒に組んでいる先生とどうしても合わない」
「毎日気をつかってばかりで、保育より人間関係に疲れる」
複数担任だからこそ、相手との関係に悩んでしまうことはあります。
特に、保育観や仕事の進め方が違うと、「私が合わせるべきなのかな」「このくらい我慢するしかない?」と迷ってしまいますよね。
この記事では、
- 複数担任が合わないと感じる主な原因
- 我慢するべきケースと、無理をしなくていいケース
- 関係を少し楽にするための対処法
- 辞めたいと思った時の判断基準
- 次は人間関係で失敗しない園の探し方
について、保育士目線で解説します。
保育士で複数担任が合わないと感じるのはどんな時?

複数担任は、一人で保育を抱え込まなくていい反面、相手との連携がうまくいかないとかなりストレスになります。
よくあるのは、
- 保育観が合わない
- 子どもへの声かけや対応が違う
- 仕事の分担が偏っている
- 報告や相談をしてくれない
- 自分のやり方を押しつけられる
- 相手の機嫌を気にしてしまう
- 年齢や経験年数の差で意見を言いにくい
といったケースです。
特にしんどいのは、単に「性格が合わない」というだけではなく、毎日の保育そのものに影響が出ている時です。
たとえば、
「私はこうしたいけど、相手が違う考えだから言えない」
「結局いつも私が準備や片付けをしている」
「子どもの対応について相談したくても話しづらい」
という状態が続くと、保育よりも相手との関係に気を取られてしまいます。
複数担任は毎日一緒に動くことが多いからこそ、一度関係がこじれると逃げ場がなく感じやすいです。
まずは、相手そのものが苦手なのか、仕事の進め方にズレがあるのかを分けて考えてみると、どう対処すればいいか見えやすくなります。
複数担任が合わない原因は?保育観・仕事量・報連相のズレ

「なんとなく合わない」と感じていても、原因を整理してみると対処できることもあります。
複数担任でよくあるのが、次のようなズレです。
保育観が違う
「子どもには自分で考えてほしい」「できない時はすぐ手伝った方がいい」など、子どもへの関わり方は保育士によって違います。
多少の違いなら話し合えますが、一方の考え方だけを押しつけられる状態が続くと、ストレスになりやすいです。
仕事量に差がある
製作準備、書類、行事の準備、掃除など、「気づいたらいつも自分ばかりやっている」という状態も、複数担任でよくある悩みです。
最初は小さな不満でも、毎日積み重なると「もう一緒に組みたくない」と感じる原因になります。
報告・連絡・相談がうまくいかない
複数担任では、子どもの様子や保護者からの連絡を共有することがとても大切です。
それなのに、「聞いていなかった」「勝手に決められていた」ということが増えると、保育も進めにくくなります。
経験年数の差で意見を言えない
ベテランの先生と組んでいると、「経験が長いから私が合わせた方がいいのかな」と、自分の意見を言えなくなることもあります。
でも、経験年数が違っても、複数担任は一緒にクラスを作っていく関係です。
どちらか一方だけが我慢し続ける状態では、長く働くほどしんどくなってしまいます。
まずは「相性が悪い」で終わらせず、
保育観なのか、仕事量なのか、コミュニケーションなのか
自分が何に一番つらさを感じているのか整理してみることが大切です。
原因が分かれば、話し合いや役割分担で改善できるのか、それとも環境を変えた方がいいのかも判断しやすくなります。
複数担任が合わない時にまず試したい対処法

複数担任が合わないからといって、すぐに辞める必要はありません。
まずは、今より少し働きやすくするためにできることを試してみましょう。
仕事の分担を見える形にする
「気づいた人がやる」という状態だと、どうしても仕事が偏りやすくなります。
たとえば、
- 製作準備
- 書類
- 行事準備
- 保護者対応
- 掃除や片付け
などを一度整理して、誰が担当するのか決めてみるだけでも負担が減ることがあります。
「私はこうしたい」と自分の考えを伝える
相手のやり方にモヤモヤしていても、何も言わなければ相手には伝わりません。
「それは違うと思います」と否定するより、「私はこういう理由で、この関わり方がいいと思っています」と伝える方が、話し合いやすくなります。
保育観が違う時こそ、「どちらが正しいか」ではなく、子どもにとってどうするのがいいかを一緒に考えることが大切です。
直接話しにくい時は主任や園長に相談する
何度話しても改善しない場合や、相手が強くて意見を言いにくい場合は、一人で抱え込まなくても大丈夫です。
主任や園長に、「○○先生が苦手です」と伝えるより、
「仕事の分担が偏っていて困っています」
「保育の進め方について話し合いができません」
など、具体的な状況を伝える方が相談しやすいです。
相手を変えるより、自分ができる範囲を整理する
相手の性格や考え方を変えるのは難しいです。
だからこそ、「ここまでは合わせられる」「これは保育に関わるから相談したい」と、自分の中で線引きをしておくことも大切です。
それでも毎日強いストレスを感じる場合は、単なる相性の問題ではなく、職場環境そのものが合っていない可能性もあります。
こんな状態なら我慢しすぎかも|辞めることを考えていいサイン

複数担任が合わなくても、話し合いや役割分担で少しずつ改善することもあります。
でも、何をしても状況が変わらず、毎日つらい状態が続いているなら、無理に我慢し続けなくてもいいかもしれません。
たとえば、
- 相手の機嫌を毎日うかがっている
- 意見を言うと否定されたり責められたりする
- 仕事がいつも自分に偏っている
- 主任や園長に相談しても改善しない
- 保育よりも人間関係のことばかり考えてしまう
- 朝になると仕事に行くのが憂うつになる
- 「この人とまた1年組むのは無理」と感じている
という状態なら、一度働く環境そのものを見直してもいいでしょう。
「相手と合わないだけ」で辞めてもいい?
「人間関係だけで辞めるのは甘えかな」と思う人もいます。
でも、複数担任は毎日のように一緒に保育をする相手です。
相手との関係が悪いと、保育の進め方や子どもへの関わりにも影響しやすくなります。
大切なのは、まだ我慢できるかではなく、この働き方を続けたいかで考えることです。
担任が変われば解決する場合もある
年度が変わって組む相手が変われば、悩みが解決するケースもあります。
ただし、
「毎年人間関係で悩む」
「園全体に相談しにくい雰囲気がある」
「誰か一人が我慢することで成り立っている」
という場合は、担任の組み合わせだけではなく、園全体の職場環境が原因かもしれません。
今の園で改善する見込みがあるのか、それとも環境そのものを変えた方がいいのか、一度冷静に考えてみることが大切です。
園を変えたら解決する?人間関係は園によってかなり違う

「転職しても、また合わない先生と組んだらどうしよう」
そう考えると、園を変えるのも不安になりますよね。
たしかに、どの職場にも相性の合わない人がいる可能性はあります。
でも、
- 職員同士で意見を言いやすい
- 困った時に主任や園長へ相談できる
- 仕事の分担がはっきりしている
- 一人だけに負担が偏らない
- 保育観の違いを話し合える
といった環境があるだけでも、働きやすさは大きく変わります。
「誰と組むか」だけでなく「園全体の雰囲気」も大切
次の園を探す時は、「優しい先生が多そう」という印象だけで決めないことも大切です。
園見学では、
・職員同士が自然に話しているか
・若い先生も意見を言えていそうか
・園長や主任が職員にどんな話し方をしているか
なども見てみてください。
複数担任で意見が合わないことがあっても、相談できる環境があれば一人で抱え込まずにすみます。
今の園だけで「保育士は人間関係が大変」と決めなくていい
今の職場でつらい思いをしていると、「保育士はどこへ行っても人間関係が大変なのかな」と思ってしまうことがあります。
でも、同じ保育士の仕事でも、園によって職員関係や仕事の進め方はかなり違います。
今の園で頑張り続けることだけが選択肢ではありません。
自分がもっと保育に集中できる環境がないか、一度ほかの園を見てみるという考え方もあります。
次の園で人間関係に失敗しないためのチェックポイント
複数担任との人間関係が原因で転職を考えるなら、次の園では「給与」や「休日」だけでなく、職員同士の関係も確認しておきたいところです。
園見学や面接では、次のような点を見てみてください。
- 職員同士で自然に声をかけ合っているか
- 若い保育士も意見を言えていそうか
- 園長や主任が職員に高圧的ではないか
- 複数担任の役割分担が決まっているか
- 困った時に相談できる体制があるか
- 職員の入れ替わりが多すぎないか
特に聞いておきたいのが、複数担任で意見が合わない時にどうしているかです。
面接では、「複数担任の先生同士で保育方針が違う場合は、どのように話し合っていますか?」と聞いてみるのもおすすめです。
答えの内容だけでなく、質問した時の反応もその園の雰囲気を知るヒントになります。
求人票だけでは人間関係は分かりにくい
求人票に「アットホーム」「職員同士仲が良い」と書いてあっても、実際の雰囲気までは分かりません。
だからこそ、人間関係を重視するなら、園見学をしたり、保育士向けの転職サービスで園の情報を聞いたりする方法もあります。
その時は、
「複数担任で相談しやすい園がいい」
「職員同士で意見を言いやすい園を探したい」
と具体的に伝えておくと、自分に合う職場を探しやすくなります。
今の園で「誰と組むか」ばかりに悩んでいるなら、次は人間関係を相談できる仕組みがある園かどうかまで見て選んでみてください。
まだ辞めると決めていなくても転職サービスを使っていい?

「今の複数担任はつらいけど、転職するほどなのかな」
と迷っている段階でも、転職サービスで情報を集めることはできます。
大切なのは、今すぐ辞めることではなく、ほかの園ではどんな働き方ができるのか知ることです。
「複数担任で相談しやすい園がいい」
「人間関係を重視して探したい」
「職員同士で話し合える園がいい」
と伝えて、今の園と比べてみるだけでも判断しやすくなります。
ほかの園を見たうえで、「やっぱり今の園でもう少し続けよう」と思ってもいいですし、
「もっと自分に合いそうな園がある」と感じたら転職を考えてもいいでしょう。
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まとめ|複数担任が合わない時は、一人で我慢し続けなくていい
複数担任が合わない時は、まず何がつらいのかを整理してみましょう。
今回のポイントは、
- 保育観や仕事の進め方の違いで合わないことはある
- 仕事量や報連相のズレもストレスになりやすい
- まずは役割分担や話し合いで改善できるか試してみる
- 主任や園長に相談しても改善しないなら、環境を見直す
- 人間関係や相談のしやすさは園によってかなり違う
- 次の園では、複数担任の関係だけでなく園全体の雰囲気を見る
ということです。
「この先生と合わないから、保育士を辞めたい」と思っているなら、すぐに保育士そのものを辞める必要はありません。
今の園が合っていないだけという可能性もあります。
まずはほかの園を見て、もっと保育に集中できる環境がないか探してみてください。
